前原誠司民主党政調会長は、来年度予算案に八ツ場ダムの本体工事費を計上した場合、「国土交通省の予算を認めることはできない」と述べたそうである。
理由としては、「マニフェストに関わるものであり、変更するなら単なる行政判断にとどまらず、政治的な判断が加えられるべきだ」と強調している。この問題に関する当初からの経緯を考えると、意固地になっているとしか思えない。
前原政調会長は国土交通大臣に就任直後の2009年、進行中の八ッ場ダムについて記者団から取材を受け、「民主党のマニフェストに書いてあることなので中止します」と明言している。地元の事情を直接確認することもしないでである。
上記の前原発言に対し、当時の読売新聞と毎日新聞との見解は逆であった。専門家でもない私にとって、この工事を続行した方がいいのか中止した方がいいのか残念ながら未だに判断が付かない。従ってそれに対して述べる資格はない。
しかし、彼の「マニフェストだから」発言には説得力がない。他のマニフェストも総崩れの現状で、八ッ場ダム計画を強引に潰したところで、“立派にマニフェストを成し遂げた”ということにはならない。彼に対しての期待感は裏切られた。
普天間 高速道路 etcきれいごと並べて
政権与党になりましたが殆ど達成できず
足の引っ張り合い
昨日仲間が集まりそんな話題になりました。
総花的に盛り込んだ、民主党とは思えない予算案。
これで消費税増税に対する国民の理解は
遠のいたようです。
長期政権自民党の政治資金のドル箱、土木・建設業界の自民党や自民党代議士への献金(不正)を断ち切る作戦だったと勝手に想像してしていますが、相次ぐ風水害の自然災害でもし、利根川水域で災害が有れば民主党の責任でマニュフェスト違反でも変更せざるを得なかったのでは?
自分達の定数も削減出来ないし!
前原大臣・・いや今は政調会長なんですね。
ちょっと暗くって思いイメージの方だなといつも思ってます。マニフェストを盾に使ってはね~
≪・・・きれいごと並べて政権与党になりましたが殆ど達成できず足の引っ張り合い 昨日仲間が集まり・・・≫
民主党のマニフェストに期待し投票した人も多かったのでしょうが大変残念です。
tamirinさんへ
≪阻まれる事が多そうだ。。。≫
党内でもいろいろあるでしょうが、外に対しては1つになっていなければ困りますね。政党なのですから。
matutaka31さんへ
≪不要不急と思われるような公共事業費を、総花的に盛り込んだ、民主党とは思えない予算案・・・≫
政権を取るために選挙に挑んだわけですから、マニフェストにも気を配るべきでした。それとも最初から騙す積り?
Uchanさんへ
≪前原元建設大臣は「八ッ場ダム」の建設は最終的には全面中止ではなく一時中止としたと記憶しております≫
その後微妙に変化させたようですが、“一時中止”との発言は、政治家の一番信頼のおけない言葉だと思います。
しゅうちゃんさんへ
≪今までとは違うかと期待しましたが、政治家の先生は皆、約束を反故にすることは何とも思わないようですね≫
私はこのマニフェストは実効不可能だと思っていましたが、少し期待したのも事実です。でも、裏切られました。
イヴォンヌさんへ
≪前原大臣・・いや今は政調会長なんですね。ちょっと暗くって思いイメージの方だなといつも思ってます・・・≫
私も彼には期待していたのですが・・・。総理もそうですが、政治家養成のインスタントコース出は駄目でしたね。
利根川水系は危機管理が見直された今、ダム建設Go! ただし「無駄は省きますよ」と一冊取れば??
そうでしたね。結局は反対だけで何もプラスにはならなかった。せめて“予算を切り詰める”成果が欲しかったです。
どんでん返しの繰り返しの感じがします。
国民のために頑張れる大臣が何人いらっしゃるのでしょか??