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猿田彦・・・・・結論?!

2013-08-29 17:11:21 | 日本語・古事記・歴史・日本人
猿田彦・・・・・サル・猿・爰・万葉集の柿本人麻呂は柿本爰????・・・・川崎先生(『言語歴史学』を提唱)によって初めて開けた私の『五色人』説(カテゴリー『日本語・古事記』の『五色人の謎』を読んで頂けると有り難く思います。)・・・・・それでも日本における猿田彦についてはちょっと疑問が残っていました。それは『サル』というのが『塩』、つまりソルトのことで『牛』の一部であり、朝鮮半島には『白い石』の伝説があって、それは塩族、つまり牛族をさしていると解説なさっていたからです。

この有史以前からの民族大移動に伴う人類の歴史は、非常にスケールの大きい問題なので、そのボリュームも生半可ではありません。それにこの問題は人の数ほど変化してくる・・・・・歴史は生きている人々の暮らしの跡なのですから・・・・・そういうわけで川崎先生のご本の内容も発展形・・・・・というわけで私の頭は大混乱に陥り、いつでしたか大スランプ!!!を告白した記事を書きました。そして長い間、私の頭の中でブスブスとくすぶり続けた『猿田彦』が、やっとまとまってきました。その結論をご紹介します。


猿田彦』は牛族ではありません。犬族です。そしてその音は『猿』・・・つまり『エン』から来ていると確信します。高句麗の淵蓋蘇文の『淵』と同じ音『エン』が意味しているものと同じだったのです。天孫降臨をお迎えした猿田彦・・・・・その伝説の顔は、いわゆるところの『天狗』です。『狗』は『犬』であり、天狗に関わる『役の行者』は『エンの行者』・・・・・そしてこれは独断の類ですが、猿を意味する『エテ公』の語源は、猿田彦『エンデンヒコ』ではないかと思い当たりました。


愛知県に来て地名の漢字に驚いたと以前にも書いたことがあります。音でも訓でも、音さえ合っていれば何でもござれの自由さ・・・・・これが日本人(厳密に言えばワタツ人)の最初の漢字採用術ではと思います。そして採用されるにあっては、何がしかの意味を体現して関連しあっている・・・・・私達の歴史は整然としていると感じています。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!
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