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菌ちゃん先生の『野菜ふりかけ』

2021-03-13 11:40:36 | その時々2

菌ちゃん先生こと吉田俊道さんをご存じですよね。長年生ごみを減らして土づくり農業の運動を進めてこられました。全国的な講演活動で、子供たちから大人まで、すっかりお馴染みの大人気先生です。お話だけでなく、実際に野菜を通して目に見えない菌ちゃんたちの生命活動を実感して、特に子供たちは自分たちの世界の循環を知り心身ともに元気になっています。自分たちの手掛けた野菜を食べ、美味しさと健康であることの幸せを手に入れています。そんな菌ちゃん先生は、自家農園で研修生を受け入れ野菜作りも指導しておられます。そんな元気な野菜が『ふりかけ』になりました!!!!!

ご存じの通り野菜類は保存に向いてはいません。ほとんどが季節野菜です。冷蔵庫に保存しても、とれたてで、おいしく食べられるのは通常一週間です。流通にも向いていません。収穫した途端にしなびたり悪くなったりし始めるのです。もたせるために自分の栄養も使うので、味も栄養価もどんどん落ちてしまいます。これは農家にとって重大な問題です。消費者には値段の問題として跳ね返っていましたが、近年の自然災害はもっと大きな問題を提起しています。生産の段階で全滅ということもありますが、消費者側でも思いもよらぬ事態となっています。ここ平戸でも去年の嵐で大雨の上に停電となり、食品の保存について考えさせられました。特に青菜の保存は絶望的な問題です。

そんな中で先日菌ちゃん先生にお会いしまして『野菜のふりかけ』についてお尋ねしましたところ、パンフレットと見本を送っていただきました。これは災害時などの子供たちの栄養向上に役に立つと思います。野菜ふりかけ『菌ちゃんげんきっこ』は朗報だと思います。子供たちの一日の栄養は、大人の体に対する影響より重大です。これがあれば、かなりの期間しのげるのではないかと思います。私が皆様にお願いしたいのは、日々の野菜不足の改善とともに非常食としての給食への活用も期待できるのではという点です。行政や栄養にかかわっておられる方々のご尽力を頂けたらと思います。                

 

            

『菌ちゃんげんきっこ』には四種類あります。避難所でそのまま食べられるかというのが私の中の大問題でしたので、実際に振りかけて食べてみました。私達の年代は、ふりかけ世代ではないので、あまり得意ではありませんでしたが、それでもそのまま食べられます。少なくとも非常食としては美味しいと思います。日常的には、自分の好きそうなふりかけを見つけて、混ぜるとか工夫してみようと思います。汁物やスープに加えるとおいしいそうです。自分の中では味噌との相性が良さそうなので、楽老膳シリーズの白和えを作ってみようと思います。これについては出来ましたら、またご紹介します。全国的に販売しておられるそうですが、無理のようでしたら菌ちゃん先生の事務所にお電話かファックス(☎・📠0956‐46‐1286)でお尋ねくださいとのことです。何よりも、今回のパンデミック騒動の中、『丈夫な体』への本当の理解が必要です。この世にあるものは良いもの悪いもの取り混ぜて巡回しています。その全体を理解して、自分の体の中にある自然、つまり消化吸収を含めた生命活動も同じ巡回をしていることを知らなければなりません。多くの方にお試しいただきたいと思います。

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