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大震災一年

2012-03-13 10:18:39 | Weblog
とうとう一年がたちました。各地で亡くなられた方々の鎮魂と生き延びた方々の激励のために祈りがささげられました。東京では天皇皇后両陛下をお迎えして慰霊祭が行われました。この祈りは全国民同じく無私の心だったと思います。この心で様々な法制上の規制をのり越えて、早く被災各地に残っているがれきを片付けたいと思います。

あるテレビ番組で、ずっと心にかかっていた宮城県矢本の航空自衛隊松島基地を見ました。災害救援隊部隊の方々の記録写真に触れました。40年も昔、私は父(当時基地業務群司令でした)に連れられて当時の救援隊長さんにお会いしたことがあります。その隊長さんは1週間後に救援活動中の事故でお亡くなりになりました。父からヘリコプターというものの難しさを教えられた強烈で悲しい思い出です。その部隊の今の隊長さんや隊員さん!!親しい気持ちを抱きながら、このテレビ番組を見ました。

父と眺めた編隊飛行訓練に出発する三機のジェット機が離陸滑走した滑走路、整然と並んだ格納庫の飛行機・・・・・門衛さん達の守るゲート内の状況・・・・・あの滑走路や格納庫、基地の設備が何たる惨状!!!隊員さん達の愕然とした思いが伝わってきました。それぞれのご家族の安否、たくさんのご心労を抱えて、前線部隊の復旧を急がれたのですね。そして各地から集まった応援部隊と一緒に活動なさったのですね。本当に有難うございました。

昨年の大地震大津波から度々目に飛び込んできた仙石線の野蒜駅、その惨状から矢本駅も推して知るべしだろうと思いました。昨年8月やっと宮城県に住む息子家族を慰問した時は気仙沼方面を見ました。名状しがたいものでした。石巻、鮎川、金華山、気になって気になってたまりません。幸い何とか日常を取り戻した息子達ですが、東北に住んでおられる方々の日々の仕事が元に戻りますようにと、畏れながら今回の慰霊式典の両陛下のお心に重ねてお祈りしました。




そして今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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