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日蓮と白隠

2012-07-26 13:56:37 | その時々・武漢ウィルス騒動・・・2020

先日夢に日蓮上人が現れました。そしてあれこれお話をしているうちに、なんと日蓮上人は白隠禅師になってしまわれました。夢の中で、『日蓮上人は白隠禅師に生まれ変わられたのか・・・・』と、なんとなく得心しましたが、これは面白いことだと思います。日蓮上人は13世紀にお生まれになって、約400年後17世紀の江戸時代にまた生まれて白隠禅師になられた・・・・・

日蓮宗にはお経の前に必ず(?)唱える『開経偈(かいきょうげ)』なるものがありますが、これは日蓮上人の知りえたことに対する喜びのお言葉だと思います。その中に『・・・願わくば如来の第一義を解せん・・・・』というくだりがあります。
それを読んだ時、ここまでわかっていながら・・・・・?といぶかしく思ったものです。でも日蓮上人は敢えてそう言われた・・・・・ご自分の中に不自由をお感じになったのだと思います。

以前ブログでご紹介したとおり、『如来』なる実態をマクロビオティックの中に見出した私は、日蓮上人が『開経偈』のその中に明かしてなお不明になさったその『如来』なる言葉にこだわりがあったのでしょう。それが夢の中で白隠禅師になったのだと思います。

白隠禅師は短い『延命十句観音経(えんめいじっくかんのんぎょう)』なるお経を作って世の人々の心身の健康に寄与されました。それは『なるようにしてなるべきようになる』観音様の世界で、日蓮上人が『南無妙法蓮華経』と唱えさえすればよいとおっっしゃったのと似ていて、音波と言葉の認識の波動の上に成り立つ人間の暮らし方です。その中に『・・・与仏有因、与仏有縁、仏法僧縁・・・・・・念念従心起、念念不離心』と彼我の『如来』なるものについて示しておられます。

ひどく安堵しました。私は生家が臨済宗、結婚して日蓮宗になりました。その意味もなんとなく自分でつきました。お経というものを身近に感じておられますか。私の父は帰宅するといつも仏壇の前で、この『延命十句観音経』を唱えるのが日課でした。それで子供たちも小さいときから一緒にそらんじたものです。これは簡単ですから子供と唱えるのにちょうどいいお経です。

こういうわけで私はこのごろ、お仏壇の前で『開経偈』『延命十句観音経』というのが普通のルートになりました。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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