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inspiration-macrobiotique・随想古事記

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ぶくぶく装置

2007-07-23 10:52:14 | 出版記事
21日に教室の1学期が無事終了しました.教室を始まって以来最初のお魚料理でした.アジのおろし方から皮のはぎ方、たたき方、すり方、・・・・・アジの身を背骨からこそげとればおろし方が下手でも大丈夫!!日頃のお料理より生臭い時間を過ごしましたね.平戸は海の側ですから新しいお魚がたくさんですが、それでもお魚臭かったですよね.でも最後の試食は皆さん満足だったのでしょうか?男の人の参加が普段より多かったので、すりこぎ要員に期待していましたけれど・・・・?主人のお手本は本人の言うがごとく力の見せ場でした.ああいう風にすりこぎもすりおろすつもりでどうぞ???

随分使わなかった出刃包丁を研ぎに出し柄も付け替え替えました.特大のまな板も久方ぶりに登場しました.若い人たちが日頃使わない(?)包丁や扱いなれないとがったお魚のひれの鋭さにおっかなびっくりでしたが、ほとんど怪我も無く無事楽しく終わってホッとしています.食べるということと生き物の命のつながりも実感できたのではないかと思います.

お魚をきれいに美味しくするための抜気装置というものを説明しました.野菜にでも何にでも利用できるのですが、特にお肉やお魚を利用する時は欠かせないものです.私が勝手に「ぶくぶく」とその過程名で通称しています.マクロビオティックでは殆んど登場してこないお肉やお魚ですが、お客様に合わせたり、主人や息子の希望に応えて私は時々料理をします.そのとき威力を発揮するのが、このぶくぶく装置です.

先ず大きなボールに海水濃度に近い3%塩水を作ります.丸ごとのお魚や塊肉はこの濃度で、おろし身や薄切り肉は1~2%に薄めます.その中に金魚の飼育ケースよろしく酸素を送り込んでお魚やお肉を入れます.5分もすればお肉の場合には特に原爆のきのこ雲のようになります.汚れていればいるほどひどいのです.天然の取れたてのお魚では殆んど出てきません.野菜も1%程度でぶくぶくをすると、美味しくいきいきとします.特に腸の中で様々な不都合を作り出す脂肪や蛋白質の腐敗をせめて食べる前には最低限にしようという装置です.

時々平戸の自然食品店“和み”さんの広告?をしていますが、これも和み製です.多分新しい金魚の酸素装置でも構いませんが、和みさんのは様々な工夫がしてあります.それほど高いものではありませんので気になる方はお尋ねください.0950-23-2566、和みです.お塩もエネルギーのあるお塩ほど、汚れを取り去る力と細胞を活性復元する力がありますのでよいお塩をお使いください.ぶくぶくのきのこ雲は見ものです.あれを一度見れば、せずにはおれません.
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