写実絵画というジャンルがすきでしてね。ここができたばかりの頃にたまたま出掛けて虜になってます。
九州から大事な友人がお仕事で此方にきていたので、かねてからご希望だったここへご案内。
外房線の土気(とけ)という駅で降り、ぷらぷら歩いて20分くらいかなあ。
写実絵画というジャンルを、恥ずかしながらここで初めて知った。通常の観賞距離ならどうみても写真としか思えない。だが近寄ってみると想像を絶する繊細な描き込み。レベルは全くちがうが今自分がやっていることとどこか相通じるものを感じる。
原雅幸さんの「光る海」はいつ見ても涙が出てしまう。彼の描くイギリスの風景も好きだ。冬の乾いた光を感じるのだ。
島村信之さんの(たぶん奥様であろう)窓辺に佇む女性の姿も素敵。髪の毛の美しさ、生活感のある掌の描写に限り無い愛を感じます。
友人をだしにしてしまったけど、本当に楽しみました。