鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

新京成電鉄800形 その1

2024-06-18 16:26:00 | 工作記録 津田沼第二工場




去年から作業していたのですが、さして広くない部屋で行方不明になっておりまして、探し回っておりましたら木箱の中に丁寧にしまってありました。
屋根にセンターラインを引き、元の穴から寸法出ししてGM京成3150のクーラーを載せてみました。

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京成電鉄3290…開運号その12 完成しました‼︎

2024-06-12 00:09:00 | 工作記録 津田沼第二工場


もうね、あちこちで何度となく書いたことなんでアレですが、小学校高学年の頃或る友人の家で見せて貰ったのがTMS301号(1973年7月号)平野和幸氏の千曲鉄道の煉瓦アーチ橋の表紙の号でした。
世の中には鉄道模型というモノがあり、大人が大真面目に汽車や電車を作ったり走らせたりしているのを初めて知ったワタシには大変な衝撃でした。
中でも京成電鉄210形の発表記事の驚き!
この綺麗な電車が紙と木で出来ていて、白ボール紙やセメンダインCといった身近なモノや、ラッカーサーフェイサーといった未知の大人の道具感。
Keiseiとサーフェイサーで書かれたお洒落な車体に、純情だったワタシは忽ち夢中になりました。そして自分の小遣いで買ったTMS312号(1974年6月号)に載っていた同じ作者の大熊重男氏の3290形開運号の記事で、完全に心を奪われてしまったのです。

「一見普通の赤電、実は特急開運号」その頃山陽特急「つばめ」「はと」「しおじ」他が最後の活躍を華々しくしていた頃。
それらとは全く違う普通の形の座席指定特急にはびっくりせざるを得ませんでした。


オデコの丸みと、厚みがあるヘッドマーク。
ヘッドライトは前面ベースの鉄コレ3300のを、パイプに入るよう少しドリルレースで細く削りました。
テールライトはGM窓用塩ビ板を細く切り出し、ライトケースに差し込んでタミヤのクラフトボンドで固定しました。

パンタ周り。いつもの自分流で、一本の真鍮線から位置決め。ヒューズボックスはいにしえのエンドウ京阪5000から。
ベンチレーターは落っことしたりで二個紛失orz なのでパンタ前のだけはGM3500の付録パーツを削って形を合わせて付けてあります。

歩み板はプラ端材でちょいちょいと…
今回ナンバーはGM京成/京王用から。
台車まわりは軽く墨入れしてあります。

端面の様子。幌は懐かしいカトー201系の。
今となっては時代遅れのパーツかもですが、編成の中間に付けるならまだまだいけます。
幅広幌はカトーキハ110の、ど定番パーツ。

3297の端面。向かって左のガラスは鉄コレ3300の側面窓から。Hゴム窓はトミー113系旧製品の戸袋窓を利用。
とにかく妻面は更新で全然変わっているんで苦労しました。やはり原形赤電が製品で欲しいところです。


先頭車のアンテナ配管は大熊氏の作例に倣いやや外側寄りに配管しました。
















まあでもお顔は上手く出来ました。細かく言えば窓Rをもう少しキツめに修正すれば…とは思いますが。ターミナルプランニングの京急用の丈を詰めた幌枠と、KDワークスのステッカーの厚みに手を加えたヘッドマークは効きました。


元の記事に衝撃を受けてからピッタリ50年目。
長年の夢であった3290開運号を手元に置くことが出来ました(復活開運号は持ってますが)
悔やまれるのは室内装置を付ける方法がどうしても思い浮かばず、内装無しになってしまったこと。今思うと床板まわりを含む下回りは鉄コレから持ってくれば、比較的簡単に内装がやれたのでしょうが後の祭りです。
飾り帯のデカールはまだ手元にあるので、もしかしたらまたチャレンジする機会があるかもしれないですね。
今回種車の確保を始め、相談にいろいろのって下さったハボフさん、多くのご教示をいただいた稲葉克彦さんには本当にお世話になりました。ありがとうございます。
そしてなんといってもオリジナルの素晴らしい作品を作られて、開運号への思いを伝えてくださった大熊重男さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
素晴らしい模型には人生をも変える力があることを教えてくださいました。この場を借りまして御礼申し上げます。ありがとうございました。

長らくのご乗車お疲れ様でした。
本日は特急開運号をご利用下さいましてありがとうございました…


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京成電鉄3290…開運号その11

2024-06-01 12:26:00 | 工作記録 津田沼第二工場


牛歩です。一度仕上げてから、気に入らずやり直すといった手戻りがワタシは多くて、なかなか進みません。

指定特急。
マイクロの復活開運号と。



KDワークスのKDH-029「京成青電サボ」同梱の開運号ヘッドマーク。三種含まれてる中から一番小さなモノを選び、皮革ポンチ3ミリ径で切り出して、同じポンチで切り出した厚紙を裏に貼り、縁を金色で塗っておきました。





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京成電鉄3290…開運号その10

2024-05-24 00:55:00 | 工作記録 津田沼第二工場


窓下の帯と「指定特急」のプレートは、キッチンさんのデカール。
帯は10年以上ジップロックに入れ冷暗所に保管してあったのですが、ほぼ劣化は認められず、高品質なのは流石です。
トイレ窓にカトーのAssyを嵌めました(ブルトレ用)開運号製作のきっかけはこのパーツに出会った時でした。

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京成電鉄3290…開運号その9

2024-05-13 11:37:00 | 工作記録 津田沼第二工場


2月から作り始めて、ようやくここまで。
ある意味ワタシの趣味の原点と言える車輌だけに、慎重に進めております。
メーカー完成品ベースの工作は久しぶりで、戸惑うことも多々ありまして。

汚い話ですが、トイレ流し管。プラ角棒と0.8ミリ真鍮線の組み合わせ。大熊氏の作例を参考にしながらの作成です。

手前から三つ目の下回りに流し管が取り付けてあります。
床下機器全般はいつものクレオス#40ジャーマングレー、台車と車輪はこれも定番のクレオス#115。
車体は前面幌枠以外の金属部にいさみやのカラープライマーを筆塗りしたあと、クレオスサーフェイサー1200を塗りました。


引き続き車体にクレオス#318レドームを塗ったまではよかったのですが…

京成の実物研究の第一人者である稲葉克彦さんから「前面の水切りはファイヤーオレンジに塗り替えられた頃に取り付けられたんですよ」とのご教示。
ああ、勘違い!既に一色目を塗ったあとでしたが、慎重に削り落とし(写真右の状態)塗料をパテ代りに持ってよく乾燥させ、#800のペーパーで整形しました。

仕上げ終わりレドームで塗り直し、クレオス#79シャインレッドで下半分を吹いたところ。なんとかすっきり仕上がりましたかね。
帯が無いので新京成の様にも見えます。
3296のトイレ部分。もうひと頑張りかな。


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