鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

福井鉄道モハ132 その5 完成しました

2023-07-30 11:34:00 | 工作記録 津田沼第二工場


蒲原鉄道モハ91(山形交通モハ106)とか、この福井モハ130のような近代的な外観でありながら小さな車体に、足回りが旧式な電車が好きです。
古本で入手した鉄道ピクトリアル1971年9月号(255号)福井鉄道の特集で、戸の口駅で撮られたモハ130の写真に釘付けになりました。
小学生には目の毒でトラウマになる画像ばかりでしたが、とりわけモハ130のスマートさと小さな車体に惹かれましたね。
地元の宮島線にはない日本車輌的センス(自社製だそうですが)が気に入ったのでしょう。
鉄コレの出始めの際に三弾小田急猫を切り継いで似たものを作りましたが、何処かで知らないオタに見せた時にdisられ意気消沈して仕舞い込まれたままになっておりました。
らっきょさんとこから去年あまぎモデリングイデアのキットが飛んできたので、二年掛かりで漸く完成させまして。


パンタがいい感じです。マンディさんところのいろいろ製作所のカッチョいい奴をJNMAで入手し、盛り上がって一気に仕上げたという。
屋根に上がるステップと手すりは、今回はオミットしております。
あと131と132の違いがはっきりわかる車側表示灯も綺麗に仕上げる自信が無く、これも省略しました。

いつもながら失敗は数限りなくあるのですが、この車輌の場合は鼻筋のラインを出せなかったこと。前面は元々ホワイトメタルのパーツが入っていたのですが、窓まわりをすっきりさせたくて0.5ミリのプラ板を組んだ物に置き換えたのですが、折角出した鼻筋が何方も0.2ミリくらいズレてしまいまして、窓位置から何から修正かけた時に消滅してしまいました。 
ガラスは鉄コレ六弾新潟モハ11のをワイパーモールドを削って利用したのですが、平面を出すのが思ったように行かず妥協してしまいました。

132を選んだ動機として、この車体に付いたジャンパー栓があります。地元のボにたまたま下がっていた銀河の開いたパーツがあったので、これを選び0.3ミリの真鍮線を焼きなまして差し込みました。取り付けは塗装が終わり窓ガラスも付いた後になります。
ヘッドライトレンズは鉄コレの余剰品(紀州キハ603用が径ピタリだったので、裏をシルバーに塗って差し込みました。

検査表記はキッチンの蒲原のw社紋はらっきょさんから譲られた福鉄のレタ。

ナンバー。これも親切ならっきょさんが手配してくださったのですが、いざ転写してみるとあまりのデカさに唖然。実物はこんなに大きくないんで在庫のインレタを漁ってみたら、GMの京成のが良さげなので、ひと文字ずつ貼っておきました。











キット自体が曲げが角ばっている上に屋根が薄く、新潟のガラスも微妙に大きいんで凄く似てるとは言えないのですが、あの愛らしい姿は一応再現出来たと思います。
使用塗料を書いておきます。

ブルー GM#22ブルーB(旧小田急ロイヤルブルー)
クリーム クレオス#44タン
屋根 クレオス#513ドゥンケルグラウ
パンタ/ベンチレーター ガイア#073ニュートラルグレー3
床下 クレオス#40ジャーマングレー
Hゴム ガイア#072ニュートラルグレー2
アルミサッシ ガイア#009ブライトシルバー

南越線廃線後は福武線転用も他社譲渡も行われず、短い生涯を閉じたのは残念でしたが、我がならしの交通では末永く活躍させたいと思います。


僚友のモハ111と並べてみました。



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福井鉄道モハ132 その4

2023-07-27 19:33:00 | 工作記録 津田沼第二工場



いさみやのマルチプライマーグレー→クレオスサフ1200の順に吹きました。



GM小田急ロイヤルブルーは、ワタシの福鉄色。
これを塗ったら、クレオス#44タンを塗る前にトレジャー汎用手すりの1ミリを植えておきます。手すり断面を丸くヤスっておくと、なんとなく線材ぽくなるような。

屋根はクレオス#513ドゥンケルグラウ。これに#189フラットベースなめらかスムースを足して艶消し具合を美しく。パンタとベンチレーターは、ガイアニュートラルグレー3。
ガイア派の盟友らっきょさんの受け売りですが、塗り易く仕上がりも良かったです。



旧作モハ111と。未完成なのに並べてしまったw

前面ガラスは鉄コレ6弾新潟交通モハ11から。
ワイパーを削ってHゴムをガイアニュートラルグレー2で筆塗り…と書くと二行だけど、これで休みを丸々一日潰しましたwww
予め確保しておいた一両分は、久しぶりの作業の為か見事に失敗。慌ててアキバに同型車を買いに走ったという。割とすぐポチのお店にたまたまあって本当に助かりました。
それにしてもワイパーのモールドを削り落とす、それも四枚というのは中々ハードで、なんとかカタチになったけどまだまだ反省ばかりですね。


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黄金の二日間 その2

2023-07-13 19:36:00 | ヒビノニッキ


この前の記事から10日くらい空いてしまいました。マスクを外したら三年振りくらいに風邪をひいてしまい、何もかもやる気がなくなってしまいましてw

JNMAのレポートは今更という気がするので他の方にお任せして。そのあと御仲間の皆様と歩いて15分の鶴の湯に寄りました。
このあたりでは珍しく適温なよい湯。


前後しますが新作を広げてニヤニヤする集まりをやりました。

らっきょさんの尾道鉄道デキ。
すっきり出来てますね!1/150で尾道のスケールモデルは初めてじゃないかな。


よい。危なげない。美しい。

これは…ちょっと前にTMSに掲載されたアレ。

いいです。これ大好きなんよね!味も素っ気もないカッコわるさが(褒めてます)


方向幕のフォントとか、前面のステンレスの部分とかね。子供の頃鉄道ファンの紹介記事を見た時の違和感がバッチリ再現(褒めてます)
神様のような模型。

ハボフさんの作品を撮りそびれ後悔してます。
そろそろ「明治の列車」も記事が見れるんじゃないかな。


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黄金の二日間 その1

2023-07-03 22:06:00 | 工作記録 津田沼第二工場

7/1はPochi。工房さんと街並みの観察に。

立石。
だいぶ変わりましたが、かろうじて雰囲気は残していますね。見に行かれるなら最後のチャンスかも。

いや、いつ来てもいい。


あとどれくらい見られるか。



雨の日のスナップは傘が絵になります。

此処で茶を。

看板猫と戯れる。このあとワタシんとこにも遊びに来てくれましたよ。









この美味しい架線柱も風前の灯火。





魔境はかろうじて健在でした。


悲しくなるねぇ







取材は立石から三河島へ。
雲翠泉で癒されて、京成と新京成を乗り継いで我が地元のマックへ。




盛り上がるpochi。さん。

カッコイイ「ウ」のDD51と、我が旧作のGMキット組み客車。

この端梁を試してみたくて無理をお願いしました。近々テストしたいと思います。





取り付け見本。カッコイイね!






更にさんけいのをディテールアップした立体駐車場。床を三分割してレーザーで出力、ウ。
この一階にあるクルマに落ちる影を見てください。
イカれてますね。脳汁が止まりませんwww
たぶん日本一実感的な駐車場の模型。




自動車修理工場の設定だと。この黒くなった表のスレート?の実感。あと差し掛けのトラス部分の錆っぷり。






錆といえば廃食堂車の錆っぷりが素敵。
この塗装の雨が染みて膨らんだとことかカッコイイよねぇ。オレンジを足されるそうですが、ワタシはこのままでもいいと思います。

長くなったので続きはあとで。











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