網元旅館に宿泊した次の日、定置網漁を見学させていただくことになった。
これが定置網の模型
大抵の魚は真ん中の大きな網で行き先をさえぎられると、左へ迂回し、どんどん狭くなった先へと迷い込む仕掛け
右側も同様に迷い込んだ魚を追い込む網がある。
AM3:30 眠い目をこすりながら漁港に集合
漁師さん達が手際よく氷を積み込んで、静かに出港する。
海は凪ぎで、滑らかに船が滑り出す。
港を離れるとエンジン出力を上げて漁場へ直行
なぜか私の頭の中にはUボートのテーマ曲(笑
現場に着くと、魚の追い込みが始まる。
底網の端を引き上げ、仕掛けの奥側の網を持ち上げては、先に持ち上げた網は海に戻す
すごく手間のかかる作業だが、皆さん慣れた手つきで黙々と作業を続けられる
本当なら私も手伝いたかったのだが、家族連れには遠慮されているのか見学だけ
写真も撮影するが、暗くて広いため、まともな写真が少ない...(汗
仕掛けの奥に近づくと、カモメたちがブイに並んでとまっている。
網の端が引き上げられ、小魚が跳ねるとミャーミャー騒がしい
鳥目ちゃうんかい。げんきんやなぁ(笑
ぱっと見たところ、小型の剣先イカやキビナゴが多い
たまに大型の鰆や鯛が鱗を光らせる
と、「これ逃がしといて~」と甲板の上に獲物が投げられる
見ると小型のサメだった。
逃がすってことは、それほど悪さはしないサメなのか?
鱗に触れた感触や形などをしばらく子供に触れさせる
しかしやっぱり悪人面やなぁ...(笑
フガフガと呼吸が辛そうだったんで、観察もそこそこに逃がしてやった
こちらは小物かご
剣先イカの目がギラついて不気味ながらも面白い
ただ跳ねたスミでショートパンツが汚れてしまった(汗
こちらは大物の仕掛け?
詳しい説明を聞きそびれたが、こちらは大物ばかりだった。
しかし基本的に大漁とは言いがたい。
水温が上がるこの季節は、魚が湾内にあまり入らず、「夏枯れ」とかいうそうな...
港へ戻る途中。
カモメの大群が船に必死に喰らいついてくる
どうやら船の床に散らばった雑魚を捨てるときを待っているらしい。
漁師さんがそれをばらまくと、いっせいにそれにたかっていた
私達もおすそわけをいただく。
海水だけで洗った新鮮なイカ。めっちゃ美味かった
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こういうのを、本当の、贅沢って言うんだろうなぁ、って思います。
イカ・・・マジ、旨そうです。
たしかに北陸方面への地理に詳しくなって、それなりに活かせてるような気がしますね
今回も親子共々、いい社会見学ができました(^^