3月11日(金)14時46分M8.8震度6強の地震が発生しました。福島県内浜通り沿岸部に大津波、県内各地で住宅の倒壊や土砂崩れなどが起き、死者行方不明も含め被害状況も拡大しています。
地震発生直後、福島原発は福島1-1~3基、福島2全4基が自動停止しました。政府は1-2炉心損傷、放射能漏れ恐れが高いと原子力緊急事態を宣言し避難指示を出しました。さらに12日(土)5:44 10キロ圏内の住民は圏外へ移動するよう避難指示を広げています。
********
避難する時には、下記参考に(みどりの仲間からの情報提供です)
「放射能で首都圏消滅ー誰も知らない震災対策」 三五館からの引用
トロロ昆布大さじ販売1グラム
乾燥ワカメ5グラム
いわし中2匹96グラム
さば1切れ100グラム
かつお1切れ100グラム
焼き海苔10枚3グラム
ぶり1切れ80グラム
塩鮭1切れ60グラム
寒天1角の半分4グラム
**********
原発 8万人避難でバスを準備
http://www3.nhk.or.jp/knews/20110312/k10014618351000.html
国土交通省によりますと、避難指示が出された東京電力の福島第一原子力発電所の半径10キロの範囲には、およそ8万人の人が住んでいるということです。国土交通省は、住民の避難のためにバス会社に依頼して60台のバスを確保し、このうち34台がすでに区域内に入り、発電所の近くで待機しているということです。全員を避難させるには、さらに多くのバスが必要だということで、手配を進めているということです。
03/12 08:36
環境中の放射線測る装置機能せず 福島第一原発
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103120198.html
2011年3月12日8時7分
東京電力によると、福島第一原子力発電所(福島県大熊町)の敷地境界にある、環境中の放射線を測る装置(モニタリングポスト)は、8カ所とも機能していないという。東電は、手持ちの測定装置で対応している。また、1、2号機の排気筒の測定装置についても停止しているという。
福島第1原発、放射能漏れか=通常値超える放射線検出-第2原発もトラブル・東電
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031200199
東日本巨大地震で被災し、運転を停止した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)について、経済産業省原子力安全・保安院は建屋内の中央制御室で通常の1000倍の放射線量を観測したと発表した。原子炉建屋から放射性物質が漏れた可能性があるという。
政府は11日、原子力災害非常事態宣言を発令。12日までに、半径10キロ以内の住民約5万1000人に避難を指示した。
保安院によると、中央制御室では1時間当たり150マイクロシーベルトの放射線量を記録。これは、肺のX線撮影約3回分に相当するという。東電も、1号機から約1.5キロ離れた同原発正門付近で、通常の20倍の放射線量を検出。敷地内の放射性物質の測定値も通常より増えているという。
運転中だった同原発1~3号機は、地震直後に自動停止。原子炉格納容器内の圧力が上昇している恐れがあり、東電は弁を開放して圧力を逃がす操作を行うことを決めた。この作業を行うと、微量の放射性物質が大気中に放出される可能性があるが、正門などで放射線が検出された時点では、弁の開放作業は実施されていない。
また、東電は12日、福島第2原発1、2、4号機で、圧力抑制室の温度が100度を超え、原子炉の圧力抑制機能が失われたと発表した。現時点では、原子炉冷却水の水位は維持されており、外部への放射能漏れなどは確認されていないが、3号機も含め、福島第1原発と同様に圧力を逃がす操作を行うことを検討しているという。(2011/03/12-08:43)