四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

消火栓のマンホール蓋

2020年10月02日 | マンホール諸々
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マンホールの蓋には丸型と角型がありますが、角型は破損しやすく、かつマンホール内に落ち込む危険性があるか
ら丸型を用いるとのことです。水道栓の蓋には丸型がありますが、これは手や器具で使用する際作業のしやすさか
らという理由によるそうです。
消火栓の蓋は消防車や消防吏員をデザインしたものが多く使われているようです。多分、これは既製のデザインで
そこに市町村の紋章を入れることによって他市町村のものと区別している(紋章を入れるから「セミオーダー」か
もしれませんが・・・)
丸型の消火栓蓋をいくつか載せておきます。紋章が違うだけで他の町にもあるようなものと、本当のオリジナルデ
ザインのものとを載せますが、既製のものかオリジナルかは勝手に判断しましたので違っていることもあるかもし
れませんことを先にお断りしておきます。                 
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◇ 花園町(旧・埼玉県大里郡 現・深谷市)      ◇ 足利市(栃木県)
                 2016.11.18撮影                    2012..11.24撮影

 既製のデザインなのでしょう消防車のデザインのものでは一番多く見かけます。
 右の足利市のものは「消火栓」の文字以外はノンカラーですが、色が落ちたのではなく初めからの仕様かと。
 設置されている場所が石畳の道ということで、雰囲気を壊さないためにと勝手に解釈しています・・・


  

◇ 熊谷市(埼玉県)                 ◇ 上里町(埼玉県児玉郡)
                 2016.12.12撮影                    2016.12.19撮影

 熊谷市のものは上のものと同じ消防車、上里町のものは違った消防車ですが、これも既製のものと勝手に判断。


  

◇ 本庄市(埼玉県)                 ◇ 富岡市(群馬県)
                 2016.12.12撮影                     2016.12.24撮影

 これらもまた消防車のデザインが違っていますがやはり既製のものでしょう。
 本庄市のものは、新・本庄市になってからのものにしては状態が悪すぎます(ご免なさい)
 オリジナルのものを作るなら単に消防車ではなく町独特の何かをデザイン化するでしょうから・・・自論
 右の富岡市のものは、新・富岡市になってからのもので新しい市章が入っています。


  

◇ 富岡市(群馬県)                 ◇ 富岡市(群馬県)
                 2016.12.24撮影                     2016.12.24撮影

 両者とも上の富岡市のものと同じですが、左側のは中央の市章が、旧・富岡市時代のもの
 右のものは中央の市章の部分が市章ではなく「水」の文字が入っています。ということはセミオーダーではなく
 本当の既製品?


  

◇ 川越市(埼玉県)                 ◇ 川島町(埼玉県比企郡)
                  2013.3.30撮影                     2020.8.19撮影

 真中縦に「消火栓」の文字があり、上に紋章と左右に好きなデザインをするという一種の型が出来ているのでしょ
 うか。川越市のものは纏に「川」「越」と入っていますし、川島町のはまちの花「ハナショウブ」が入っています
 からオリジナルと判定


  

◇ 秩父市(埼玉県)                 ◇ 深谷市(埼玉県)
                   2020.3.1撮影                    2017.5.27撮影
 
 秩父市のものは纏の「秩父」の部分のみを入れ替えできる既製のものがあるのかもしれませんが、「秩父」とある
 ことから、深谷市のものは市の花「チューリップ」のデザインですからオリジナル。


  

◇ 飯能市(埼玉県)                 ◇ 志木市(埼玉県)
                 2016.12.17撮影                      2017.10.9撮影                

 通称消防士(正しくは消防吏員)をデザインした2種。飯能市のものは他市でもみています(但し、市章をヘルメ
 ットの記章のところに入れている)
 志木市のものと同じものはまだ他市では見ていませんが、やはり既製のデザインのものでしょう。


  

◇ 毛呂山町(埼玉県入間郡)             ◇ 小川町(埼玉県比企郡)
                 2016.11.13撮影                       2019.12.4撮影

 毛呂山町のは、町の木「ユズ」、町の鳥「メジロ」、900有余年の伝統を誇る出雲伊波比神社の流鏑馬をデザイン。
 小川町のものは、ユネスコ 無形文化遺産に登録された手漉き和紙「細川紙」の産地で、手漉き和紙の様子がデザイ 
 ンされたもので共に他市町村では真似できないオリジナルデザイン。
 また両者とも色違いで「空気弁」にもこのデザインが使われている。


  

◇ 坂戸・鶴ヶ島下水道企業団(埼玉県)        ◇ 花園町(旧・埼玉県大里郡 現・深谷市)
                 2018.8.11撮影                      2016.12.23撮影

 「坂戸、鶴ヶ島水道企業団」のマスコットキャラクター「さかつるちゃん」が描かれているオリジナルもの。
 花園のものは他市町でも見かけるシンプルなデザインの既製デザイン。

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