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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

記念講演会「さきたま あれから これから」

2019年02月18日 | 講演会・講座


埼玉古墳群史跡指定80周年・稲荷山古墳発掘調査50周年・鉄剣銘文発見40周年
記念講演会「さきたま あれから これから」

記念講演1  稲荷山古墳鉄剣銘文発見と日本の象嵌銘刀剣
             西山 要一 氏(奈良大学名誉教授)

記念講演2  埼玉古墳群とヤマト政権―稲荷山古墳鉄剣銘文が語るもの
             白石 太一郎 氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)

座 談 会  稲荷山古墳発掘調査50年と鉄剣銘文発見40年
         白石 太一郎 氏  西山 要一 氏
         高橋 一夫 氏(元埼玉県教育委員会職員) 今泉 泰之 氏(元埼玉県教育委員会職員)
         きき手 村田 章人 氏(県立さきたま史跡の博物館長)

日時:平成31年2月17日(日) 12;:00開場  開演13:00~16:30
会場:埼玉会館大ホール(さいたま市浦和区)
主催:埼玉県教育委員会

を聴講してきました。


細かなことは書けませんが、稲荷山古墳の発掘から錆びだらけの鉄剣等がが出土されたのは昭和43年(1968)のことです。
この時は、まだ、鉄剣の象嵌銘文は発見されていませんでした。
その後10年を経た昭和53年(1978)、稲荷山古墳出土遺物の保存処理を元興寺文化財研究所に依頼。鉄剣の保存処理を担
当したのが上記西山要一氏で、同氏が象嵌銘文を発見しました。
また、座談会出席の今泉泰之氏は稲荷山古墳の発掘に携わったひとりであり発掘に際しての、高橋一夫氏は鉄剣を元興寺文化財
研究所に依頼した状況や、象嵌銘文が発見になって帰ってきたときの状況時の秘話を語って下されました。こうした辛亥鉄拳に
直接かかわった方々のお話は大変興味あるとともに勉強になりました。




会場の埼玉会館




開場(12:00)前からすでに数十人の方が並んでいました(衝立の向こう)
講演中の写真はありません(撮影・録音等禁止)




資料集  沢山の写真や図を含めて本文48ページにわたる立派なものです




辛亥鉄剣が発見された稲荷山古墳(丸墓山古墳丘平部から撮影)

聴講日:平成31年(2019)2月17日(日)