
名 称:福島正則公霊廟
形 態:墓
指 定:町指定史跡(昭和48年(1973)2月20日指定)
所在地:長野県上高井郡小布施町雁田 岩松院
賤ケ岳の七本槍として名高い豊臣秀吉の重臣福島正則の墓です。
8年前に訪ねました。その際の投稿には霊廟の写真は載せませんのであらためて投稿します。

福島正則の菩提寺 岩松院(がんしょういん)の全景(半景くらいかな)
岩松院は曹洞宗の寺で、山号を梅洞山と称す 開創:文明4年(1472) 開基:荻野備後守常倫 開山:不琢玄珪禅師

仁王門

仁王門 正面から

仁王門の手前に立つ「福島正則公霊廟」案内板
この案内板に福島正則の来歴が簡記されていますので詳しいことは省略しますが、秀吉子飼いで秀吉恩顧の筆頭武将で
ありながら家康(東軍)についたのは、石田三成と仲が良くなかったためではないかと言われています。
また、正則の遺体を、幕府検視役の到着を待たずに荼毘に付したのは、正則の死は自死であり、それを隠すためであっ
たのではないかという話もあるようです。

岩松院本堂 本堂に葛飾北斎の「八方睨み鳳凰図」の天井絵があるが、残念ながら撮影禁止

本堂の横手に立つ福島正則公霊廟の標柱

霊廟は本堂裏手にあります

格子の扉の向こうに正則公の墓(五輪塔)がうっすらと見えます

「海福寺殿前三品相公月翁正院居士」と刻まれているという台石までは無理でした・・・
岩松院は、この「福島正則公霊廟」、葛飾北斎の「八方睨み鳳凰図」の天井絵のほか、小林一茶の句「やせ蛙まけるな
一茶これにあり」は、この寺で詠んだとされ句碑もあります。
散策日:2009年(平成21年)9月21日(月)