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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

ほるたま展2021関連講座「動物のはにわ」

2021年12月18日 | 講演会・講座


令和3年度さきたま講座 
 ほるたま展2021関連講座「動物のはにわ」
講 師: 山 本 靖 氏(公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団資料活用部長)
日 時: 令和3年(2021)12月18日(土)13:30~15:30  
会 場: 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)

を聴講してきました。

内容は
 1. 「はにわ」についての伝承
 2. 「はにわ」の始まり
 3. 埴輪配列の変遷
  (1)墳頂部の埴輪配列
  (2)墳裾部の埴輪配列
  (3)埴輪群像の登場
  (4)古墳を飾る埴輪列
 4. 「動物のはにわ」たち
  (1)にわとり<夜明けを告げる鳥>
  (2)水鳥<死者への祈り>
  (3)馬<権威と財力の象徴>
  (4)王者の狩猟<猪狩り・鷹狩り・鵜飼い>
  (5)鹿<王と神の結びつき>
  (6)いろいろな動物たち
  (7)小さな動物たち
 5 ほるたま展「動物のはにわ」解説

 



講座の前に丸墓山古墳まで 丸墓山古墳の墳頂から稲荷山古墳を




博物館への並木道 11月に訪れたときは色づいた葉がありましたが、今はすっかり落ちています

※ほるたま展2021「動物のはにわ」の様子は別途投稿します

聴講日:令和3年(2021)12月18日(土)

第4回 調査研究発表会「古文書から見えてきた鉢形領を支えた人びと」

2021年12月13日 | 講演会・講座


第4回調査研究発表会
「古文書から見えてきた鉢形領を支えた人びと」

日 時:2021年(令和3年)12月12日(日)10:00~16:30
会 場:秩父宮記念市民会館ホール
発表内容
  講 演「戦国北条家のなかで氏邦の果した役割」   
       黒 田 基 樹 氏(戦国史研究者・駿河台大学教授)
  演 武「戸田派武甲流薙刀術」
       第21代宗家 建入久代会員 他
  報告1「岩田家系録」に見る鉢形領を支えた人たち  (会員・高橋  稔 氏)       
    2「鉢形領の経済学~古文書から見えてくる戦国経済の姿~」(会員・大島 和男 氏)        
    3「戦国の甲冑戦闘の実際」双水執流小具足腰之廻組討」  (会員・宇佐見裕司 氏 他)       
  質疑応答
  指導者  浅倉直美 氏(駒澤大学准教授・県文化財保護審議会委員)
       千嶋 壽 氏(秩父市文化財保護審議会委員)
       梅沢太久夫 氏(県立歴史資料館(現・県立嵐山史跡の博物館)元館長)
  司会進行 新井克彦 氏(代表)・石塚三夫 氏(副代表)
  主 催 鉢形歴史研究会
  共 催 秩父歴史文化研究会

を聴講してきました。
当初、本年2月23日(祝日)開催の予定でしたが、新型コロナの影響で、6月6日(日)へ延期となり、
更に12月12日(日)への再延期となっていたものです。
今回は北条氏研究の第一人者である黒田基樹先生のお話が聞けると楽しみにしていた発表会でした。


鉢形領とは・・・
  鉢形城に入った北条氏邦が支配した男衾,那賀,秩父,児玉,賀美,榛沢などの武蔵北西部諸郡





秩父宮記念市民会館




左:(上)黒田基樹氏講演資料 (下)レジメ 発表会資料 (23頁)              500-
中:戦国史料集 第三集 大里郡   資料集(137頁) 上段に史料原本の写真 下段にその釈文  1500-
右:戦国史料集 第三集 別編大里郡 解説集 (58頁)  釈文の読み下しと解説          1000-

資料集の史料原本は、北条氏邦関連のもので、研究会の方々が見つけて歩いたものが多数含まれているよう
です。


聴講日:令和3年(2021)12月12日(日)

歴史講座2「北武蔵の鎌倉武士」

2021年12月11日 | 講演会・講座


埼玉県立嵐山史跡の博物館主催 

令和3年度 歴史講座2「北武蔵の鎌倉武士」

 日時:令和3年12月10日(金) 午後1:00~午後4:00
 会場:毛呂山町福祉会館 ウイズもろやま

 講義1
   武蔵の武士の鎌倉暮らし
    ~遺跡から見る武士の実像~
  
       鈴 木 弘 太 氏(鎌倉市教育委員会文化財課)
 講義2
   12世紀~13世紀初頭の東国政治史と武蔵武士
     ~畠山重忠を中心に~

       清 水 亮 氏(埼玉大学教育学部准教授)

を聴講してきました
  
鈴木先生には、武蔵武士「高坂氏」の事や、鎌倉の武家屋敷のCG映像を交えた武家屋敷跡のお話
を。清水先生には、畠山重忠の系図に関するに詳しくお話をしていただきました。
来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にも登場する武蔵武士に関するお話であり、放映が更
に楽しく興味深いものとなりました。




講座会場のウィズもろやま(毛呂山町福祉会館) 
背後の山は「出雲伊波比神社」の鎮座する 独立丘陵である臥龍山
このウィズもろやまも臥龍山の一画に建てれれています




「出雲伊波比神社」
毎年11月3日に行われる『流鏑馬まつり』は、新型コロナの影響を受け2年続けて中止になりました。




講座資料

聴講日:令和3年(2021)12月10日(金)

さきたま講座 出土品展関連講座②「芦苅場遺跡と飯能市の縄文時代」

2021年11月13日 | 講演会・講座


 さきたま講座  
 出土品展関連講座②「芦苅場遺跡と飯能市の縄文時代」
 日 時
  令和3年11月13日(土)13:30~15:30
 場 所
  埼玉県立さきたま史跡の博物館 講堂
 講 師
  熊 澤 孝 之 氏(飯能市教育委員会生涯学習課文化財担当主査)
 内 容
  縄文時代中期の環状集落である芦苅場遺跡の調査成果と芦苅場遺跡周辺の同時期集落を比較
  しながら飯能市の縄文時代について考察します。

を聴講してきました。




同館企画展示室で現在開催中(期間10月9日~11月21日)の「令和3年度 最新出土品展 地中から
のメッセージ」において、芦苅場遺跡の出土品が展示されています。
 



飯能市 芦苅場遺跡 説明文




博物館への並木道の木々はすっかり色づいていました

聴講日:令和3年(2021)11月13日(土)

歴史講座1「武家政権の成立」

2021年11月05日 | 講演会・講座


埼玉県立嵐山史跡の博物館主催 

令和3年度 歴史講座1「武家政権の成立」

 日時:令和3年11月5日(金) 午後1:00~
 会場:毛呂山町福祉会館 ウイズもろやま

 講座1
  「鎌倉幕府ゆかりの人々と文化財」
       森 内 優 子 氏(埼玉県教育局 文化資源課文化財活用担当)
 講座2
  「鎌倉幕府と武蔵武士ー毛呂氏・比企氏を中心にー」
       落 合 義 明 氏(大東文化大学文学部教授)

を聴講してきました
  
 来年のNHK大河ドラマは「鎌倉殿の13人」です。どのような展開になるかはまだわかりませ
んが、埼玉県ゆかりの武蔵武士も複数登場予定ですので大変参考になる講座でした。




会場の毛呂山町福祉会館 ウイズもろやま




今回の講座資料 2件

聴講日:令和3年(2021)11月5日(金)

さきたま講座 出土品展関連講座①

2021年10月09日 | 講演会・講座


 埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
   さきたま講座
 令和3年度 最新出土品展 地中からのメッセージ 関連講座①
  「”地中からのメッセージ”を聴くー令和3年度最新出土品展の見どころー
 日時:令和3年10月9日(土)13:30~15:30
 場所:埼玉県立さきたま史跡の博物館 講堂
 講師:別 所 鮎 美 氏 (さきたま史跡の博物館学芸員)

を聴講してきました。大変勉強になりました。

聴講日:令和3年(2021)10月9日(土)

博物館セミナー「戦国の忍びを考えるー武蔵国での戦いをめぐってー」

2021年09月19日 | 講演会・講座


埼玉県立嵐山史跡の博物館 令和3年度企画展「実相 忍びの者」の関連事業のひとつ

博物館セミナー「戦国の忍びを考えるー武蔵国での戦いをめぐってー」
 日時:令和3年9月19日(日) 午前10:00~
 会場:毛呂山町福祉会館 ウイズもろやま

 内容
  情報提供「戦国の忍びの実相を追う」
         岩 田 明 広 氏(埼玉県立嵐山史跡の博物館学芸主幹)
  詳細報告「戦国時代の岩付城をめぐる上杉・北条の攻防と忍び」
         新 井 浩 文 氏(埼玉県立文書館主席学芸主幹)
  詳細報告「忍びにより葛西城を奪う」ー主に出土板碑の分析からー
         谷 口 榮 氏(葛飾区観光課・郷土と天文の博物館兼務 学芸員)
  詳細報告「八王子城の戦いに忍びがいた可能性を考える」
         柳 沢 誠 氏(八王子郷土資料館学芸員)
  詳細報告「八王子城跡の発掘調査と忍びの足跡」
         村 山 修 氏(八王子市教育委員会文化財課学芸員)
  座 談 会 「戦国の忍びと歴史の夢」

を聴講してきました。




毛呂山町福祉会館 ウイズもろやま




上記5氏の講演資料  A3判 計27枚・計51頁 500円
500円というのは正しくは資料代ではなく聴講料ということですが・・・


  

  新井浩文氏の「戦国時代の岩付城をめぐる上杉・北条の攻防と忍び」の講演の主題である
  【岩付(岩槻)城】の中の城門    平成24年(2012)1月22日岩槻城跡散策の際の撮影


  
  谷口榮氏の「忍びにより葛西城を奪う」ー主に出土板碑の分析からーの講演の【葛西城】
  の城跡にある説明板         平成31年(2019)3月15日葛西城跡散策の際の撮影


  

  【葛飾区郷土と天文の博物館】 葛西城に関する資料も多数展示されています             
                    平成31年(2019)3月15日葛西城跡散策の際の撮影


  

  柳沢誠氏「八王子城の戦いに忍びがいた可能性を考える」・村山修氏「八王子城跡の発掘
  調査と忍びの足跡」の講演の主題である【八王子城】の「御主殿跡」  ここから土玉な
  どが発掘されています       平成30年(2018)6月2日八王子城跡散策の際の撮影




昨日である9月18日(土)に、やはり 毛呂山町福祉会館 ウイズもろやま で開催予定であった
ものの台風接近の予報により急遽中止となった

嵐山史跡の博物館企画展関連講演会  「伊賀・甲賀の忍びと公儀隠密」

 講演(予定であった) 
  「伊賀・甲賀の忍びと忍び研究の現状」
          山 田 雄 司 氏(三重大学人文学部教授)
  「将軍直属の隠密御庭番の探索報告書」
          深 井 雅 海 氏(徳川林政史研究所長)

の講演資料 A3判 計9枚・計16頁  500円
も頒布してましたので購入してきました。

なお、講演が流れてしまった山田雄司氏については、本日のセミナーの座談会に特別に登壇して下
さいました。

聴講日:令和3年(2021)9月19日(日)

シンポジウム「埼玉古墳群とモノの動き」

2021年09月12日 | 講演会・講座


企画展関連シンポジウム 『埼玉古墳群とモノの動き』

日 時:令和3年9月11日(土) 13:00~16:30
会 場:行田市教育文化センター「みらい」文化ホール
主 催:埼玉県立さきたま史跡の博物館
共 催:行田市教育委員会

プログラム
  【主旨説明】「埼玉古墳群とモノの動き」
            山 田 琴 子 氏  (埼玉県立さきたま史跡の博物館)   
  【基調講演】「東日本における古墳時代のモノの移動」   
            右 島 和 夫 氏  (群馬県立歴史博物館)
  【発 表①】「古墳時代後期の古墳と「常総の内海」交通」 
            田 中  裕 氏 (茨城大学人文社会科学部)
  【発 表②】「埴輪の来たみちー山倉1号墳築造プロジェクトから見た古墳構築材の流通ー」 
            小 橋 健 司 氏 (市原市埋蔵文化財調査センター)
  【総合討議】司会進行 山田琴子氏  パネラー 右島和夫氏・田中裕氏・小橋健司氏

を聴講してきました。

本シンポジウムは、さきたま史跡の博物館で開催の
令和3年度企画展(令和3年7月10日(土)~ 9月12日(日))
   運ぶ-埼玉古墳群とモノの動き-
の関連シンポジウムで、この企画展は同館主任学芸員山田琴子氏の企画構成によります。
また、7月31日(土)には企画展関連講座「埼玉古墳群と河川」(講師山田琴子氏)が行われま
した。言わばこの3件でワンセットのようです。
これらすべてを聴講・見学させていただきましたが、企画展を見学していたからシンポジウムの
講義内容がある程度理解できましたし、講座を聴講していたことから楽に内容に入っていけたよ
うです。また一つ勉強になりました。





会場の行田市教育文化センター「みらい」文化ホール




シンポジウム資料集(¥500) と  チラシ

 関連記事:企画展「運ぶ-埼玉古墳群とモノの動き-」

聴講日:令和3年(2021)9月11日(土)

企画展関連講座「埼玉古墳群と河川」

2021年07月31日 | 講演会・講座


埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
さきたま講座 企画展関連講座「埼玉古墳群と河川」
講 師: 山 田 琴 子 氏(埼玉県立さきたま史跡の博物館 主任学芸員)
日 時: 令和3年(2021)7月31日(土)13:30~15:30  
会 場: 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)

を聴講してきました。

内容は
 1. はじめに
 2. 埼玉古墳群の立地
 3. 河川の流路
 4. 周辺の遺跡
 5. ものの移動
  ① 土器(須江器、土師器)
  ② 埴輪
  ③ 石材
 6. ものの移動が意味すること

新型コロナウイルス感染防止の観点から聴講者も通常の半数に減らしての講座で質疑応答はなし




企画展「運ぶ―埼玉古墳群とモノの動きー」のポスターが貼られたさきたま史跡の博物館と講座資料

聴講日:令和3年(2021)7月31日(土)

考古学講座「埼玉古墳群入門講座」

2021年07月03日 | 講演会・講座


埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
令和3年度さきたま講座 考古学講座「埼玉古墳群入門講座」
講 師: 田 邊 え り 氏(埼玉県立さきたま史跡の博物館学芸員)
日 時: 令和3年(2021)7月3日(土)13:30~15:30  
会 場: 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)

を聴講してきました。

内容は
 1. 埼玉古墳群とは
 2. 古墳時代とは
 3. ワカタケル大王の時代
 4. 埼玉古墳群の特徴
 5. 各古墳の特徴

新型コロナウイルス感染防止の観点から本年度初めてのさきたま講座でした。
本講座自体も予定日を延期し、聴講者も通常の半数に減らしての開催。




埼玉県立さきたま史跡の博物館と今回の講座資料・・・A3判 5枚10ページ

聴講日:令和3年(2021)7月3日(土)