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四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

さきたま講座「国史跡の魅力に迫る」

2020年12月19日 | 講演会・講座


令和2年12月19日(土)開催
埼玉県立さきたま史跡の博物館主催 
令和2年度 さきたま講座  
 考古学講座③
 「国史跡の魅力に迫る
  ~水辺の森に育まれた縄文のムラ”神明貝塚”~」
講師:中 野 達 也 氏(春日部市教育委員会文化財保護課 課長)

を聴講してきました。

本年3月10日、国の史跡に指定された春日部市の「神明貝塚」について、他の貝塚との比較を
交えて詳しく解説していただきました。




前回、さきたま史跡の博物館を訪ねたときは紅葉の盛りであった並木も今はこのように枝だけに・・・

聴講日:令和2年(2020)12月19日(土)

講演会「奈良の都の暮らしぶり~平城京の生活誌~」予稿集

2020年11月10日 | 講演会・講座


本年10月10日(土) 会場 有楽町朝日ホール
で開催予定であった
独立行政法人国立文化財機構 奈良文化財研究所主催による

 奈良文化財研究所第12回東京講演会
  「奈良の都の暮らしぶり~平城京の生活誌~」 

の参加(聴講)を申し込んであったところですが、COVID-19感染拡大の影響により、9月に中止が
決定されました。
本来なら、会場で頒布(有料)している講演会の予稿集(講演資料)を頒布していただけるとのこ
とでしたので申込しておいたところ先日届きました。




届いた予稿集(¥500)

内容
 CGでみる平城京-平城京のまちなみ紹介 ---------------------------------前川 歩 氏

 平城京に住まう人びと-貴族と役人の生活--------------------------------和田 一之輔 氏

 平城宮に勤める人びと-役人の一日と出世--------------------------------桑田 訓也 氏

 平城京の暮らし-娯楽と遊戯-------------------------------------------------小田 裕樹 氏

 平城京の食生活-食材と料理-------------------------------------------------森川 実 氏

 平城京の借金事情-月借銭と出挙--------------------------------------------山本 祥隆 氏

 平城京の疫病対策-医療・まじない・祈り---------------------------------神野 恵 氏

第3回 調査研究発表会「古文書からみえてきた鉢形領を支えた人びと」

2020年05月20日 | 講演会・講座


秩父歴史文化研究会
「北条氏邦の鉢形領を支えた人びと調査研究部会」主催による

第3回調査研究発表会
「古文書からみえてきた鉢形領を支えた人びと」

日 時:2020年(令和2年)3月1日(日)10;00~16:30
会 場:秩父市歴史文化伝承館
内 容:
 ◎報告 
  (1)「小前田衆について-小前田の開発-」   添 野 彬 浩 氏 (秩父歴史文化研究会)
  (2)「中世の貨幣価値について」        大 島 和 夫 氏 (秩父歴史文化研究会)
  (3)「秩父左近・右近について」        堀 口 智 彦 氏 (秩父歴史文化研究会) 
 ◎講演 「小田原北条氏と秩父-藤田氏・秩父氏をめぐって-」
           浅 倉 直 美 氏(顧問・指導助言者・埼玉県文化財保護審議会委員) 
 ◎指導者  浅 倉 直 美 氏(戦国史研究家)
       千 嶋  壽 氏(秩父市文化財保護審議会委員)
       梅沢太久夫 氏(元埼玉県立歴史資料館館長)
 ◎質疑応答

に行ってきました(2ヶ月半以上過ぎてしまいましたが)

この研究発表会は、秩父歴史文化研究会の会員の方が調査研究した結果を発表するもので、今回が
3回目になります。
回を重ねるごとに内容の濃い発表会になっており、会員の方々の熱意がうかがえます。

ただ、今回は都合により午前中だけの聴講と、資料・資料集の購入だけで帰ってきました。




会場入口




左:レジメ 発表会資料 (35頁)                              500-
中:戦国史料集 第2集 秩父郡   資料集(138頁) 上段に史料原本の写真 下段にその釈文  1500-
右:戦国史料集 第2集 別編秩父郡 解説集 (58頁)  釈文の読み下しと解説          1000-

資料集の史料原本は、北条氏邦関連のもので、研究会の方々が見つけて歩いたものが多数含まれているよう
です。
今回の史料の所蔵者の中に懐かしい名前を見つけました。




会場の歴史文化伝承館(中央公民館)《左》と市役所本庁舎・市民会館《右》前の広場(駐車場)
毎年12月3日に催行される秩父夜祭で、団子坂を上がって6台の山車(屋台4台、笠鉾2台)が集
結してクライマックスを迎える場所です。

開催日:令和2年(2020)3月1日(日)

令和元年度歴史講座2「うつわから見た中世のくらし大転換」講義資料

2020年05月19日 | 講演会・講座


埼玉県立嵐山史跡の博物館主催
令和元年度歴史講座2「うつわから見た中世のくらし大転換」

第1回 兵(つわもの)の時代のうつわ-煮炊具から見る中世前史-
講 師: 末 木 啓 介 氏(埼玉県教育局文化資源課)
日 時: 令和2年(2020)2月14日(金)13:45~15:30

第2回 中世陶磁器の生産と流通-埼玉県立博物館特別展『つぼ・かめ・すりばち』展の成果から-
講 師: 宮 瀧 交 二 氏(大東文化大学 文学部 歴史文化学科 教授)
日 時: 令和2年(2020)3月6日(金)13:45~15:30

第3回 中世におけるうつわの使用について-構造人類学的手法を用いて読み解く試み-
講 師: 田 中  信 氏(前川越市立博物館長)
日 時: 令和2年(2020)3月19日(木)13:45~15:30

会 場: 国立女性教育会館研修棟 講堂 (埼玉県比企郡嵐山町菅谷)

上記3回の講座が予定され、第1回については予定通り実施されましたが、2回・3回については、
新型コロナウィルス拡大防止のために残念ながら中止となってしまいました。
中止となった2回分の講義資料が先日(5月16日)送られてきましたので、時間を見て目を通し
たいと思います。果たして、どこまで理解できるか自信はありませんが・・

このほかにも参加を予定していた複数の講座が中止になりましたし、毎年度、定期的に開催されて
いる講座やシンポジウム等も中止になったり、予定すら立っていません。
人が多く集まるという性質のものですから仕方ないことではありますが・・・

シンポジウム「埼玉古墳群 史跡から特別史跡へ」資料集

2020年03月30日 | 講演会・講座


埼玉古墳群は令和2年3月10日付け文部科学省告示第16号において、特別史跡として正式に指定
されました。
本指定は、令和初の特別史跡指定であり、埼玉県において初めての特別史跡となります。
特別史跡指定を記念した式典・シンポジウム「埼玉古墳群 史跡から特別史跡へ」が3月21日(土)
に行田市内で予定されていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、残念ながら中
止となってしまいました。
私もこのシンポジウムに参加(聴講)予定でありましたが、3月28日(土)に、埼玉県立さきた
ま史跡の博物館より、当日配布予定であった資料集が完成したからとお送りいただきました。

講演予定であった
 『古代史研究と埼玉古墳群』   
      東京大学名誉教授・人間文化研究機構理事 佐藤 信 氏
 『国指定史跡から特別史跡へ』 
      大阪府立弥生文化博物館長 禰宜田 佳男 氏
 『埼玉村古墳群から埼玉古墳群へ』 
      埼玉県立さきたま史跡の博物館主席学芸主幹 関 義則 氏 

の解説文を初めとし、カラー写真を多用した30ページに及ぶ大変立派な資料集です。

講座「板碑の出現と宝篋印塔・五輪塔」

2020年02月15日 | 講演会・講座


青石の里
「下里・青山板碑製作遺跡」の普及・啓発講座
演題 「板碑の出現と宝篋印塔・五輪搭」
講師 下里割谷板碑石材採石遺跡調査指導委員会副委員長 
    諸 岡 勝 氏
日時 2月15日(土) 午後1時30分~3時30分
場所 小川町立図書館 視聴覚ホール
主催 小川町教育委員会

を聴講してきました。

国指定史跡「下里・青山板碑製作遺跡」の普及・啓発事業の一環として、板碑製作遺跡や板碑に関
連した講座で、今回は、板碑から宝篋印塔・五輪搭へと変遷していった時期における石塔について、
多数の写真を交えて説明をしていただきました。




今回の講座のチラシと講座資料

聴講日:令和2年(2020)2月15日(土)

令和元年度歴史講座2「兵(つわもの)の時代のうつわ」

2020年02月14日 | 講演会・講座


埼玉県立嵐山史跡の博物館主催
令和元年度歴史講座2「うつわから見た中世のくらし大転換」
第1回 「兵(つわもの)の時代のうつわ」-煮炊具から見る中世前史-
講 師: 末 木 啓 介 氏(埼玉県教育局文化資源課)
日 時: 令和2年(2020)2月14日(金)13:45~15:30
会 場: 国立女性教育会館研修棟 講堂 (埼玉県比企郡嵐山町菅谷)

を聴講してきました。

古代末から中世の調理具・食器の変化の意義
-主として羽釜と小皿の視点から-




今回の講座資料



国立女性教育会館の敷地内に咲く紅梅

聴講日:令和2年(2020)2月14日(金)

考古学講座6「山王塚古墳の調査成果と上円下方墳について」

2020年02月08日 | 講演会・講座




埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
令和元年度さきたま講座9回 考古学講座⑥「山王塚古墳の調査成果と上円下方墳について」
講 師: 藤 田 健 一 氏(川越市文化財保護課)
日 時: 令和2年(2020)2月8日(土)13:30~15:30  
会 場: 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)

を聴講してきました。

日本各地に築造された古墳は16万基超と言われていますが、そのうち発掘調査で確認された上円下
方墳は6基しかなく、それらの中でも山王塚古墳(川越市)は最大の上円下方墳と言われます。
講座の前半は古墳の全般について、後半は今回のテーマである山王塚古墳の調査成果についてのお
話しをしていただきました。




平成31年(2019)4月15日に、山王塚古墳を探訪してきましたが、その際の写真の1枚です。

聴講日:令和2年(2020)2月8日(土)

セミナー「戦国大名は如何にして軍需を調達したか」

2020年01月26日 | 講演会・講座


嵐山史跡の博物館セミナー
「戦国大名は如何にして軍需を調達したか」

日時:令和2年1月26日(日) 10:00 開場
   午前の部 10:30  午後の部 12:50 開演
会場:国立女性教育会館研修棟 講堂 (嵐山町菅谷)

【内容】
1 基調講演:伊藤正義 氏(元鶴見大学教授)
 「上杉謙信の関東侵攻―飢饉と徳政と越山―」
2 事例報告1:盛本昌広 氏(中世史研究家)
 「軍需物資から見た戦国合戦-鉄・鉛・塩硝・鉄製品を中心に」
3 事例報告2:佐々木満 氏(武田氏館跡歴史館館長) 
 「戦国大名武田氏の産業と軍需―武田氏関連遺跡の調査成果から―」
4 講師コメント

を聴講してきました。
と書きたいところなのですが、避けては通れない用事が急きょ発生してしまい聴講は無理になって
しまいましたが、何とか時間をつくって会場まで行って受付をして資料集を頂いてきました。
埼玉県立嵐山史跡の博物館では、例年、中世をテーマとする企画展・セミナー(シンポジウム)を
実施しており、今年度は「戦国大名は如何にして軍需を調達したか」をテーマとしています。




左側のが今回のセミナーの資料集 A3判 41ページ(¥500・受講料含) 右側のは企画展図録(¥400)

開講日:令和2年(2020)1月26日(日) 

さきたま考古学講座「縄文時代の世界観」

2020年01月18日 | 講演会・講座


埼玉県立さきたま史跡の博物館主催
令和元年度さきたま講座 考古学講座5『縄文時代の世界観』
講 師: 吉 田 稔 氏(公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団)
日 時: 令和2年(2020)1月18日(土)13:30~15:30  
会 場: 埼玉県立さきたま史跡の博物館 2階講堂 (埼玉県行田市埼玉)

を聴講してきました。

主 旨:縄文時代に暮らした人々の使用した道具(狩猟・採集・衣食住に使う実用品や祈りやマツ
リに使う非日常品)に込められた世界観を読み解く。




本講座とは直接関係はありませんが、昨年11月15日、国の文化審議会が文部科学大臣に、埼玉古墳
群を国の特別史跡にするよう答申したことにより、特別史跡になることはほぼ間違いありません。
そんなことから、「埼玉古墳群 特別史跡に」と染め抜かれた幟が何本も立っています。




これは講座とは全く関係ないことですが、さきたま史跡の博物館に講座聴講で訪れた際には、博物
館入口の並びにあるこの「元祖田舎っぺうどん さきたま古墳群店」で何回か昼食(きのこ汁うど
ん)を摂っています。
「元祖田舎っぺうどん」は数店あり、ここを含めて3店舗で食していますが、微妙に麺や汁が違いま
す。
このさきたま古墳群店は2月10日をもって一時休業に入るそうです。これからはどこで昼食を・・・

聴講日:令和2年(2020)1月18日(土)