故宮博物院

故宮博物院

60代の若き「毛沢東主席」の大きな肖像画を真近に眺めながらが「天安門」をくぐり故宮に入る。明・清の時代約500年にわたり24人の皇帝が国を統治し、暮らした居城。面積が72万㎡・60の殿閣・9999の部屋・100万点の財宝があるという。
外朝には、「大和殿」「中和殿」「保和殿」と故宮の中心の建物が並ぶが、現在「大和殿」も「中和殿」も工事中でシートで覆われている。すべて来年の「オリンピック」のためで、残念。映画「ラストエンペラー」の撮影もされたという。

工事中


皇帝のみに使用が許された「黄色い瓦」で葺かれた「屋根」。その屋根の先には仙人と魔除けの獣が・・・想像上の動物だそうだが、面白い。

外朝と内庭（日常業務や皇帝・皇后が暮らす生活の場）を通り抜け裏門を出ると、小高い山の「景山公園」に登る。山頂から今歩いてきた「故宮」が鳥瞰できる。連なる殿閣・その大きさ・存在感が圧倒的だ。