和ちゃんのgoodな日々

私の毎日の暮らし

能楽鑑賞

2022-06-25 15:13:35 | プチ旅行
若い頃は殆んど素通りしていた江戸・明治の時代物の小説に魅かれて、遅まきながらあの時代の凄さ、面白さにはまっています。興味の対象が変わってきているのと外国のものはカタカナ文字で読みづらく、覚えられないという悲しい現実のなのかもしれません。
今まで《文楽・歌舞伎》は身近で楽しんでいますが《能楽》はなかなか難しいそうで足が向きませんでした。
 中・高校生や一般の人を対象に国立能楽堂の《能楽鑑賞教室》6・20~6・24があり、鑑賞後明治記念館でランチを楽しむツアーに誘われました。
最初に能楽のたのしみ・・・現存する世界最古の芸術、能楽の歴史、能舞台や能面、能と狂言がセットで歌詞と台詞・静と動・シリアスとコミカル・・・互いを補い合ってひとつの世界を完成する解説がありました。独特な能舞台を前にして私は全く初めてなので緊張して授業を受けているようでした。演目は《狂言・清水 能・小鍛冶》狂言はユーモアがあって面白かったですが、能は詞章が難しくなかなか・・・10回鑑賞すると能楽の楽しみが広がりますとおっしゃっていました。久しぶりに高校生の頃勉強した観阿弥・世阿弥の名を思い出し、町人・大衆の文化の歌舞伎と違い、能は武士社会で演じられる地味な文化だと知りました。


   
      今どきのトイレを待つ記が足袋なので面白かったです。


能楽堂から明治記念館まで徒歩で移動です。途中、東京オリンピックが開催された国立競技場を見ながら、お上りさんのようでした。コロナ禍の中で開催されたオリンピックの意義に?だったし、テレビが無いので殆ど無関心でしたが、隈研吾さんが設計した競技場や聖火台など見て、少しは世の中の動きに追いつきました。
          
        

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