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テレマーク&マウンテンガイドIDEHA

品倉山改めクレーターツアー

2013年04月15日 00時44分38秒 | バックカントリーツアー


集合・出発して11時頃までは天気が良かったのだが・・・



当初予定していた品倉山は、所々で自然発生したスラフ(点発生雪崩)が見られ、前々日からの積雪も25CM。

ピットチェックではザラメとの境からズレる要素も強く、斜度が急な品倉山は諦め比較的なだらかな斜度のクレーターツアーへと変更。

クレーターに向かう途中、品倉尾根を見ると所々でスラフが見られた。

スキーヤーがトリガーとなるとこの斜度と規模であれば、十分人を埋めるだけの要素は持っている。

このカード過去2回、天候の急変で撤退している。

今回はこの天気で大丈夫であろうと思われたが、約4時間掛けてクレーター上部に到着し、私がファーストドロップする頃に天候がまたまた急変。

猛吹雪と完全なホワイトアウト。

滑っているのか止まっているのか分からず、気付いた時には後ろ向きで滑っていた。

約10分天候の回復を待ったが、これ以上は低体温症になってしまうので、来たルートを安全に滑降。

そして前回同様1600M付近から視界が効くようになる。



妖怪と闘いながら、スキー場上部へと到着。

ようやくここで集合写真。

ハイクが4時間の上に妖怪との闘いで結構皆さん足にきてはいるもののまだまだ元気。

しかしこれからが本当の闘いと知る由もなし。



せめてスキー場で滑りの写真をと思ったのだが、ここの雪が強敵だった!!



この苦しみに違う意味でハイになりレストハウスに到着。

参加者の皆さん、超ハードツアー大変お疲れ様でした。

この天候の急変は春のツアーでは多くなります。

天気が良いからと軽装で入り、急変して遭難というパターンが多いのもこの時期。

この時期だからこそ、しっかりとした装備が必要ですよ。

さてこのカード、今後「クレーター下ツアー」に変更します。

相性ってあるんですね~。

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