4月1日穏やかな天候のもと湯殿山スキー場に集合。
リフト運行まで時間がある為、リフトを利用せずにハイクアップ。
今回のツアーはアプローチが長く時間も限られている為、いつもよりペースは速い。
昨日の降雪で約15CMの積雪があるが、ラッセルもなく順調に進む。
しかしドロップポイントまで、約40分のところで天候が荒天に。
カリカリにクラストした尾根を突風の中進むことは危険と判断して、クレーター手前のエリアからドロップ。
この品倉エリアは魅力的なバーンがわんさかあるが、実は雪崩の巣と言われるぐらい雪崩の多い場所。
しかし場所を選べば、クレーターのように十分楽しめるバーンが沢山ある。
もちろんクレーター手前のバーンも十分魅力的。
今回予想以上に天候の崩れが早かった為、画像は210くんのバックからの画像のみになってしまった。
参加者の方だけが、あのエリアの景色を脳裏に焼き付けておいて下さい。
バックカントリーツアーではこれからが本当に危険なシーズンになる。
下界では春の陽気で、今回のように出発時も穏やかな天気だと、どうしても気が緩み軽装で、
装備もそこそこに出掛けてしまいがちになるが、一転天候が崩れ始めると山は完全な冬山に逆戻り。
春山で遭難が多いのは、こうした気の緩みによるものが多い。
春山では、どんなに天候が安定していても、厳冬期での装備で出掛けるのがセオリーである。
特に今年の天候は読みが難しい。
しっかりと危機意識をもって山に入ろう。
しかし山形は明日から週末まで雪マークが続く。
週末の北月山ツアーもこのままではパウダーツアーに変更になりそうです。
なかなか板が痩せません。
IDEHA品倉エリアBCツアー映像
IDEHA品倉エリアBCツアー其の二