AKB48の旅

AKB48の旅

「自分を真っ白にして、すっと入っていく」

2018年05月21日 | AKB
<のみとり侍>阿部寛と前田敦子に聞く(下) 「結構楽しかった」ラブシーン撮影秘話

その上で、「柔軟ですよね。(AKB48時代は)センターで、トップにいた人が、(芝居の世界に)移ってきて、自分を真っ白にして、すっと入っていくというのは、なかなかできることではないと思います。それができる方なんですよね。今回も京都に初めて来て、そこにすっと入って、確実に存在している。僕だったらいろんな思いが邪魔しちゃってガチガチですよ(笑い)。本当にすごいなと思います」と、横で恐縮する前田さんを手放しでたたえた。

リップサービスのように捉える方もいるだろうけど、正にこれが前田さん。「自分を真っ白にして、すっと入っていく」という評価の表現からは、意外なくらいに平手さんとの類似性が指摘できることになる。正反対という見方と共存して、あるいは共鳴して、両端は連続してるという見立ても成り立ち得る。

秋元氏との関係性においても、「深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いているのだ」という有名な格言が思い浮かぶ。