AKB48の旅

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「合議制から指原莉乃は生まれない」

2017年12月16日 | AKB
秋元康「合議制から指原莉乃は生まれない」 オーディション番組ラストアイドルの裏側語る

秋元氏は「これは単なる小さなオーディション番組のひとつなんだけど、そこで落ちるということが彼女たちの人生を大きく左右するように見えちゃうのは良くないと思った」と、反省点を語った。

 一方で、自身の考えと違う要素を入れることも大切だとし、週替わりで出演する審査員の中からランダムに選ばれた一人が合否を決めるシステムになったという。秋元氏は「合議制から指原莉乃は生まれないんですよね。誰か『別にスキャンダルとかあってもいいでしょう』という人がいて、ああいう人が出てくるわけじゃないですか」と狙いを明かした。


引用上段は、例によって昨日の今日だけど、「ラストアイドル」の問題点についての、秋元氏自らの表明ということになるんだろう。「オーディションに落ちる」ことが予定調和化するという、ある意味、新自由主義をカリカチュアするかのような逆説というか、私の感じた違和感の正体は、たぶんその辺りにあるんだろう。

一方で引用下段は、指原さんという分かりやすい事例を挙げて、正にその予定調和を壊す営みについて触れるとともに、上段と合わせ、それがある種、自己言及のパラドクスになってるという秋元氏の自己了解ともとれそう。


月刊AKBグループ新聞アワード2017

2017年12月16日 | AKB
MVP 吉田朱里
MIP 荻野由佳
ニューヒロイン賞 小畑優奈
ファン特別賞 大西桃香

過去の受賞者を顧みるに付け、今年の「月刊AKBグループ新聞アワード2017」の顔ぶれからは、新鮮な息吹、世代交代を越えた新たな展開が感じられる。それぞれが、それぞれの独自のやり方で「無への跳躍」を試み、見事に成し遂げたわけで、これはいくら賞賛してもし過ぎということはない。

とりわけ大西さんは、「365日 朝のヒロイン賞」とのダブル受賞ということで、「動くニッカンAR」動画での表彰の言葉の如く、「努力は必ず報われる」の真の意味を体現してると言えそう。