AKB48の旅

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Catch up 「てちねる」 その4

2016年08月30日 | AKB
以下、"blt graph. vol.10 2016 AUGUST"14pより引用

(「世界には愛しかない」を聴いて)一番に浮かんだのが、(長濱)ねるのことなんですよ。そのことを、ねるに話したら「私も平手のことが浮かんだんだよね」って言ってくれて。"君に会った瞬間 何かを取り戻したように"っていう歌詞に、私はグッときたんですけど、ねると出会っていなかったら私はたぶん、もっと精神的に幼いままだっただろうなって。そして、ねるだけじゃなくてメンバーみんなと出会っていなかったら、今の自分は絶対にないと思う。

平手さんにこう語らせただけでも、秋元氏がこの曲に託した思いの、少なくとも一端は実現されていることになるんだろう。それとともに、これまで欅坂に提供された楽曲群は、やはり大枠の「物語」と「指導」という形で配置されてると見なして良いように思う。

48/46Gの過去を振り返ってみても、最初からここまでストレートというか露骨なのは、欅坂が初めてではないか。ここからも、秋元氏が欅坂に入れ込んでいるとする私の印象が、決して単なる思い込みではないと強弁できそうだし、それ以上に、結実としての楽曲群の素晴らしい出来具合が、とりわけ平手さんの逸材ぶりの証明になってる。