AKB48の旅

AKB48の旅

「乃木坂46という「希望」」は読んでないけど

2016年08月06日 | AKB
悩める現代人の答えは乃木坂46にアリ? 大人気グループの映像世界から読み取る社会の可能性
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160805-00011443-davinci-ent

AKB48は徹底した競争社会に身を置くからこそ、ライバルとしての「絆」が生まれ、グループの結束が強まっていく。しかし、乃木坂46が闘うのは特定の個人ではなく「ままならぬ現実」なのだと土坂氏は分析する。競争社会とは、一部の輝かしい勝者と引き換えに、必ず敗者を生み出すシステムである。会社では出世のために、学校では受験のために、常に競争を強いられる現代人の心は、著しく疲弊している。乃木坂46は、そんな「ままならぬ現実」に対するオルタナティブな価値観として「やさしさ」や「紐帯」を作品に込めているのだ。

 そしてこれこそが、乃木坂46がAKB48の「公式ライバル」であり続ける理由なのではないだろうか。AKB48の役目が、メンバーが競争社会で成果を出す姿を見せることでファンの夢を叶えることだとすれば、乃木坂46の役目はそんな競争社会で傷ついた人々を包み込み、癒すことなのだろう。もちろん、AKB48の価値観が間違っているわけでも、乃木坂46の価値観が全面的に正しいわけでもない。しかし、競争社会では無視されてしまいがちな「やさしさ」について、今、真剣に考え直してみることも必要ではないだろうか。多くのファンが乃木坂46の楽曲や映像作品に癒されていることからも分かるように、そこには新たな社会を構築する可能性が潜んでいるのだ。


実は土坂義樹著「乃木坂46という「希望」」は購入済みで、本自体は手元にあるんだけど、未だに読んでない。正直、左開きの横書きという体裁にちょっとつまずいて、そして目次を一瞥して、なんかもういっかなという気分になってしまって、で、読んでないっていう。

なので、あんまり物申してはいけないような気がするけど、この記事にはちょっとした驚きというか、なかなかに興味深い内容になってると思う。