AKB48の旅

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欅坂46の「作られ方」

2016年04月26日 | AKB
BRODY05 欅坂46「サイレントマジョリティー」MV制作秘話
以下63pから引用

「センターだからというのもあるんですが、結果として今回は平手をめっちゃえこひいきしてる(笑)。TAKAHIROさんの振付もそういうふうになっていると感じたんですが、主人公を決めてそこを軸にしっかり見せた方が、全体としての完成度があがる。バランスをとって満遍なくメンバーを映していくより、彼女たちの魅力をストレートに伝えられるんじゃないかと思いました。それを実現するためには絶対的な主人公が必要で、表情、爆発力、平手はそれにふさわしい人だと感じました。」(池田)

「サイレントマジョリティー」のMVを最初に見て感じたのは、やはりクリエーターのモチベーションということだった。フレッシュさ、新しさというのが何よりというのはもちろんだけど、センターの平手さんの存在感が凄かった。かつての前田さんとはもちろん似てはいないけど、同等の「硬質感」が伝わってきた。

上記引用はあくまでもMVの監督の池田一真氏の発言だけど、たぶん間違いなく様々なレイヤで、平手さんはクリエーターのモチベーションかき立てる存在なんじゃないかと思わせる。それはもちろん秋元氏にしても同様で、だからこその「サイレントマジョリティー」という楽曲なんだろう。そんな「熱」が伝播して行った、その一つの結実としてのMV。

実際の平手さんのインタビューもこの後に載ってて、それは拍子抜けするくらいに「薄い」のだけど、まあ実際のところ14歳の少女にして、当然のようにそんなもんなんだろう。あとはかつての前田さんのように「俎の鯉」に徹することができるのかどうか。けっこうこれが難しいのかも知れない。