第64回NHK紅白歌合戦

NMB「カモネギックス」

メンバー65人の密度とフリの揃い方に、素直に驚かされた。こりゃ凄いわ。山本さんの統率力に、あらためて圧倒される思いだし、みんな付いて行ってる。私ごときが気がつける限りでも、誰一人として集中を欠いたメンバーがいない。「カモネギックス」も、インパクトのある良曲だし、素晴らしいエンタテインメントになってたと思う。

SKE「賛成カワイイ」

最初は、人数の多さばかりに目を奪われた。記憶に新しい、直前の上記のNMBのパフォと比較してしまって、こりゃあNMBのソリッドな絵創りに完敗かなとも思ったけど、間奏の部分で、ウェーブめいたダイナミックな動きが素晴らしくて、後半に向かって盛り返したと感じた。須田さんの「柔軟」とか、後方でチアーやってたのは、梅本さん？（修正→山田みずほさんの模様）。いろいろ小ネタがあったようだけど、うまく機能してなかったよう。NHKサイドとの詰めはどうなってたの？

AKB「恋するフォーチュンクッキー」「ヘビーローテーション」

松井Jさんのポジに小嶋さんスライドで、北原さんがアンダーで合ってるかな。せっかくの110カ国、地域の民族衣装風なのに、華やかさこそ伝わったけど、なんかイマイチ生かされてないような。衣装さんの労力を思うと、ちょっと複雑な感じかも。

大島さんの卒業宣言。正直驚きはなかった。敢えて言うなら、紅白という場は止めておいた方が良かったんじゃないないか。いつも、と言っては失礼なんだけど、大島さんは、ここぞというタイミングを、必ず外してしまう印象がある。上から目線で言うのも何だけど、ご自身を含めて、いろんなモメンタムのようなものを読めないんだろうなと思う。

卒業セレモニーは国立競技場になるのかな。というか、国立が決まった段階で、この事態を予想した人は多かったんじゃないか。秋元氏は知ってたんだろうけど、卒業の決意が先だったのか、それとも国立が先なのか、無駄に考えてみたくなる。