市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

百目柿の干し柿造り

2017-12-03 10:14:23 | 山菜
 昨年の東京行きは11月初旬、未だ暖かかった所為か、熱湯消毒をしたけど干し柿はカビが生えてしまった。ひどいのは廃却、軽いカビはこすって落とし、焼酎を吹き付けそのまま干したら何とか腹もこわさず美味しくいただけた。今年の東京行きは11月末、百目柿の渋柿を大量収穫。今年は甘柿2割、渋柿8割で、渋柿の割合が例年よりも多いとか。ホヲキノタ山は既に厳寒状態。ハエなどもいなくなり、干し柿作りには最適気候になった。

 早速、壊れた釣りのリールを使った手作りの皮むき器を登場させ、皮むき作業。
 

 皮むき器、改良したい箇所がいくつかあるが、年に一度なので、そのまま我慢して使う。柿の頭が柔らかくなったものを剥くと、剥いている途中で柿が落ち込んでしまう。刺す3本の細くぎを長くした方がいいんだろう。剥けた皮が重力で下に素直に下がるともっと楽に作業ができる。
 天辺とヘタ側は皮が残り後で包丁で剥かねばならない。これはしょうがないかな。
 

 無心に剥き続けて二日がかり計5時間ほどで、合計約100個吊り下げれた。これ以上多いと気が狂う。干し柿が高価なのが理解できる。
 

 今年は面倒くさいので熱湯消毒はやらない。その代り、時々、35%のホワイトリカーで消毒。時々、手でもみもみ。

 来年、2月頃には食べ頃になる。そこで天日干しをした後、ラップで包んで冷凍保存。数週間で白い粉を吹いて、見栄えもよくなる。なぜ冷凍すると白い粉が吹くのか、分からないが、今までそうなっている。

 いい干し柿ができるのが楽しみじゃ。
コメント
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