まつかぜ日記

暮らしの中で思うこと

雪のしずく

2007年02月01日 | フラワーポット
写真はスノードロップ。
『待雪草』『雪の花』ともよばれるそうです。

東京では微かな雪が舞った朝が一度あったきりで、毎日暖かです。
昨年の10月の末に植えた球根は、予定通りに芽を出して
白い蕾が膨らんでいるのを今朝見つけました。
予定通り…と書いたのは、球根の説明書きに花時は2月~4月と書いてあったからです。

でも、私の頭の中にあるこの花のイメージは
ターシャ・テューダーの家の側で、雪がとけて僅かに現れた土の部分からそっと顔を覗かせている姿 なのです。
ですから、小さなベランダにある小さな小さな植木鉢であっても
スノードロップがその白い花を見せる時は、必ずまわりに雪が残っている。そんな景色を思い描いていたのでした。(苦笑)
少々拍子抜け、という感じが。。。身勝手な考えですね。
花は明るい朝日の中でのんびり育っているように見えました。

12月から新しい赤い手帳を使うようになって
まず書き込んだのが、2月に行うブルーベリーの剪定でした。
一番古いブルーベリーが、昨年は今一つ元気が無いようで、
本などで調べてみると年月が経った枝は実がつきにくくなるそうで「剪定」が必要だとわかりました。季節は休眠中の2月が良いそうです。

しかし、今年はもう3週間ほど前から花芽が膨らみはじめていました。
下の写真は本日のものですが
こんな陽気で、これ以上大きくならず、しぼみもせず、の状態がずっと続いています。
昨年は3月頃にこの様な姿でしたので、おおむね2ヶ月はやいという事になります。



あまり早くに枝を落としてしまうと、寒さが増した時に弱ってしまうと聞いて随分悩みましたが、2月には入ったので思い切って太くなった枝を切りました。

のこぎりを横向きに当てながらパリパリになった皮が幾層も重なった幹を見ていたら、この木を育て始めた頃のことを思い出しました。

夏になって葉の状態が悪くなり、本を調べても何の病気なのか判らず
「緑の相談室」という所へ電話をかけたことがありました。
当然、電話ではうまく状況が伝えられませんでしたが
最後に相談係の方が『幹の皮が裂けていますか?裂けていれば木がちゃんと成長しているということです。』と話してくださいました。
『幹の皮は裂けている』その一点で安心し、相談は終りました。
以来、何かあると幹を見ては成長を確認してきたのでした。

どうか、枯れませんように。今は祈るばかりです。




10月に芽を出したアボカドはツヤツヤとした緑色。
元気です。