縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「無頭川遺跡」「北の縄文」13

2019年04月28日 | 土器
「富良野市無頭(ずなし)川遺跡は、富良野市街北東部の空知川と富良野川の合流点に近い標高約167mの徴高地に立地しています。縄文時代中期末から後期初頭にかけての住居跡8軒や縄文晩期末から続縄文時代初頭にかけての土壙墓約500基が発見されております。」と解説があります。この尖り底の形体から見て微高地にある遺跡と感じます。縄の線は「道」としています。表面が少しこすれて薄くなっているところを草原としていま . . . 本文を読む
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「八千代A遺跡」「北の縄文」12

2019年04月28日 | 土器
八千代A遺跡  ■遺跡の概要:  1985~88年に農地造成のための発掘調査が行なわれ、縄文時代早期前半(約9,000年前~8,500年前)のものとしては全国的に見ても稀有な大規模集落遺跡であることが判明しました。 調査ではこの時期の竪穴住居跡103棟をはじめ貯蔵用の穴(土坑)などと、土器・石器などの遺物約8万9千点が出土し、出土品は「帯広市指定文化財」に指定されています。①の土器の上面が円でなく . . . 本文を読む
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「常呂川河口遺跡」「北の縄文」11

2019年04月28日 | 土器
「常呂川河口遺跡」縄文時代前期後半から中期にかけては、円筒形で分厚い土器が多く作られました。土器の文様の付け方も独特で、縄を転がした縄文の土器ばかりでなく、木の棒に彫刻をし、それを土器の表面に転がすことによってパターン模様を付ける「押型文(おしがたもん)」という文様のものが多く見られます。」解説されています。共通して言えるのは口縁部の下に穴がつけられているのです。雪、氷、凍結 などの現象に関係して . . . 本文を読む
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「斜里朱円周堤墓」「北の縄文」10

2019年04月28日 | 土器
「斜里町の南東約6kmの標高16mの緩やかな斜面上にあります。周堤墓とは大型の竪穴を掘り、周囲に土を円形に積み上げた集団墓地で、ほかに千歳市キウス周堤墓群や恵庭市柏木B遺跡などがあります。この朱円周堤墓では内側に石積み墳墓がつくられていました。」と解説があります。何分にも画像がこれしかなく無理と思いましたが、調べてみました。解説にあるように「周堤墓」や「石積墳墓」が見つかるかです。馬蹄状の周堤墓は . . . 本文を読む
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北海道庁の展示品02

2019年04月28日 | 土器
再度、読みを深めるつもりで読み込む。②の部分◇火山泥流とした。 噴火口から流れ出ている。◇道ですが、泥流と同じような印だが、区別がつくかだ。泥流の方が「薄めに」見える◇道の黄色の丸は、よく見ると「海に降りる道」とも読める。◇火山泥流の所は把手になっているようだ。把手は「ここから見えないが遠くにある」 (火山が見えないところにある)①の部分です◇「円」は、ここから見えない遠くあることを現している。◇ . . . 本文を読む
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