縄文楽(抄)05/08
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縄文土器・趣旨12/13 (縄文楽 浄山)
①始めに「煮炊きはできない」
縄文土器は 煮炊きをする道具ではない
ここに大きな誤りを生じた
縄文土器は「おらの世界」を 立体形に土器で製作している
「おらの世界」をデホルムしデザインして「器状」に作ったものである
②使用目的祭祀に使用する器具です。
③器形と模様
「見たことを表現」して . . . 本文を読む
縄文余話・芸術
「縄文人の造形には芸術や美術といった意識はないはずです」
「縄文人の造形はあくまでも 再生をシンボライズするための呪術信仰的な行為に過ぎません。」
以上は、大島直行さんの著書より引用しています。
北黄金貝塚には底の無い円筒形土器が展示してあるし、それに同じ円筒形土器を煮炊きに使っている絵も展示してあります。
この矛盾は専門家も分かっていても無視していたのだろう . . . 本文を読む
縄文余話・アイヌ文化に
アイヌ文化では、サケ(カムイチエ プ :カムイの魚)が川をのぼり始め、漁を始める時、「アシリ ・チエ プ ・ノミ(新しいサケをむかえる時のカムイへの祈り)」をおこないます。
縄文土器の解読をしていますが尖底土器の縄文模様はサケマス遡上の様子が模されていると仮説を立てています。
アイヌと縄文ヒトとのつながりが強いと思っているのです。
縄文ヒトもアイヌと同じように祈 . . . 本文を読む
縄文余話・神話的思考
❮考古学者は「発展あるいは進化」という考えで土器形式の変化を捉えようとします。❯
発展進化しているとも言えません
❮「縄文土器は再生」を元にしたものである❯
以上は、大島直行さんの書籍での言です。
縄文土器に再生をどのようにして具体的な形や模様として表現するかということは言われているだろうか。
それはまだ大島 直行 さんは 紐解いていない ようです。
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縄文土器・口縁・円
縄文土器の器形は筒形、鉢形丸底など真上から見ると口縁が円形になっているのがほとんどです。まだ仮説の段階ですが湖沼や川の流れ海にこの器形が当てはまるのだと考えています。
「水」のあるところとなります。「水」そのものだろうか。
今まで土器というのは真上から見ると丸く筒型をしているというのは常識になっていました。
鍋だから当たり前の感覚でいた。
縄文土器は煮炊きする鍋でない . . . 本文を読む
縄文土器の出現
縄文土器は「煮炊き」をするために発明されたというのが一般的な理論です。
「土器」 すなわち「煮炊き」と暗黙のうちにつながるのです。
何よりも土器が「煮炊き」をした状態で発見された事実が見つかっていません。
付随して使われる皿などもほとんど発見されません。
最古の土器という土器片が出土していますが「煮炊き」をしたと思いますか?
専門家は「煮炊き」と頭から決め付けて取り . . . 本文を読む
縄文余話・炉の位置
縄文人は太陽を崇めるとともに 火を「太陽の子」として大切にした 。つまり 縄文人は「火の民」でもあったと考えられる。
地炉は火の神を入れる器で 日本の家は「火という 神様を祭る住まい」だった。
このようなことを 小山篤さんは 述べている。
炉の位置
炉の位置を家屋の床面のどこに設置しているのか決まりがあると思います。
冬至の日光が真南にある出入り口から室内の一番奥ま . . . 本文を読む
1、はじめに
愛媛県の上黒岩岩陰遺跡の縄文土器」です。
四国には縄文時代の土器の成型したものが少ないように思います。
『1万2千年前の細隆起線紋土器をはじめ・・・」と記載されていました。
この土器が、一万年以上も前のものかは明記されていません。
「おらの世界を土器に表す」
2、土器の解読
この土器の地域の風景と比べると類似するように . . . 本文を読む