縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「おらの土器14」(岡山県)

2019年12月21日 | 縄文の風
岡山県の土器です。山口県から順次北の方に進むつもりで、縄文土器を探しますが、読み取りのできそうな土器が少ないようです。 縄文遺跡も少ないのでしょう。土器の産地がはっきりと明記していないものもあるようです。「土器体形は地形」と定義して観察し、産地の地形と照合するのです。この土器は産地が明記してありました。「倉敷市阿津走出(あつはしりで)遺跡から出土した縄文土器。大きな深鉢(写真右)は波うった口の形と . . . 本文を読む
コメント

「入江12」(噴火口)

2019年12月05日 | 有珠山土器
入江貝塚の土器は異例の土器と言っても良い。背景に有珠山があるが面白いのか。この土器も、有珠山を中央にかかえ、山麓に火口の印がある。現在の有珠山周辺にも幾つかの火山が存在する。昭和新山が有名と思います。中央の山は有珠山とし、中間の◎は何でしょう。有珠山の中腹から火山が生まれた噴火口と思いたいものです。約7~8000年前に有珠山は山頂が大崩壊して南斜面に崩れてしまったということがいわれている。それ以来 . . . 本文を読む
コメント