縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

「常呂川河口遺跡」「北の縄文」11

2019年04月28日 | 土器
「常呂川河口遺跡」
縄文時代前期後半から中期にかけては、円筒形で分厚い土器が多く作られました。土器の文様の付け方も独特で、縄を転がした縄文の土器ばかりでなく、木の棒に彫刻をし、それを土器の表面に転がすことによってパターン模様を付ける「押型文(おしがたもん)」という文様のものが多く見られます。」解説されています。

共通して言えるのは口縁部の下に穴がつけられているのです。
雪、氷、凍結 などの現象に関係していると感じました。

左の土器について
◇縄文が無いのは「海」と関係していない。陸上(山)での生活が主体です。
 雪の中での生活が多いのでしょうか。
◇氷柱(つらら)のようなのは凍土としました。

右の土器
◇縄文で海です。その海に穴が空いたのは、流氷でしょうか。予想です。

上の土器にも穴があります。同じように「雪、氷」を表現していると思います。
北筒式土器を眺めたら、上部に「穴」が付けられています。
「海」を生活の糧にしている土器は縄文の海の波を施します。
「山」で暮らす人は「木」の材料で施文をつけます。
今後も寒い地方の土器を調べてみる必要があります。
   縄文 浄山


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