縄文余話(見たこと)
見たことを表現する
人は実際に見たことを作ったり 絵に描いたりしていると思います。見ていないものは描いたり 作ったりできないということです。ここに円筒形の底のない土器があります。
この土器も何か景色を見て作っていると感じています。
貝塚があるので観察してみます。
貝塚からはハマグリ、カキ、ホタテなどの貝類や、マグロ、ヒラメなどの魚骨のほか、オットセイ、クジラなど . . . 本文を読む
繊維土器の製作を初期段階は終えたが課題もある。
今後も、
▼10mmのヒモを使って同じような繊維土器を製作する。
①粘土水を薄い水から段階的に濃くしていく。(いかにして繊維を粘土化するか)
②粘土の質を変える。(今回は、市販の専用粘土)
③焼く温度を少し高くする。
剥がれた所は、空気が入っていたためと思う。
粘土がしみ込んでいないようだ。
縄 . . . 本文を読む
焼きあがった土器は、高さ9cmの小さな物です。
粘土が、しみ込んだ様子を知る必要があります。
一部拡大した部分を見ると中まで粘土が、しみ込んでいないように感じます。
粘土の量が少ないので、使い物になるような硬い土器にするには何かが必要だ。
出来上がった土器を観察して、次の土器つくりの問題点や課題を検討する必要があります。
縄文楽 浄山 . . . 本文を読む
「土偶」の仕組み
円錐形土偶
「子宝の女神 ラヴィ」南アルプス市鋳物師屋遺跡の出土で、円錐形の体を持ち独特なしぐさをしています。
かたちヒト化した姿はヤモリ・頭が三角で腹が太い・足で立つことができない。・ヤモリとは家守と書ける。・手の指に吸盤がある。
はたらき・目や鼻から月の水を出す。・口から生の水を入れる。・月の水と生の水が体内で合流する。・命を宿す。
この土偶から これらのことが . . . 本文を読む
楽・土偶を解読01
北黄金貝塚に小さな土偶がガラスケースに入って展示されています。頭に二つのこぶがあります。このこぶは髪の毛として女の子のアクセサリーとして扱っています。
館内に円筒形土器を囲んで食事中の女の子の絵があります。
土偶は生きものの効き目にあやかるためにヒト化して姿を作っているのです。
この生きものの実態は何かということです。
土偶の頭の二つのコブからシカだと認識していま . . . 本文を読む
「七輪焼」方法で焼き上げます。
野焼きが定番でしたが、小さいものなら、これで間に合います。
詳しい七輪焼の方法は、述べません。
缶の中に赤い火がみえました。
少し安心しました。弾ける音は少なかったのです。
火力も800度くらいで終えるつもりです。炭火の上に直に置いて焼いています。
焼けた土器を見て、繊維土器を作ったのだと言う満足感がわきました。
  . . . 本文を読む
「繊維土器」の制作です。
手順は
①植木鉢に10mmの麻ひもを巻きました。
②巻いた紐が崩れないように糸や麻ひもでしばったりして固定しました。
③粘土を水で溶いた「ドベ」に漬けて粘土を浸透させます。数回、粘土に漬けることをしました。
粘土を水に溶きました。どの程度の濃さにするかは適当です。
粘土水に漬けたり,かけたり数回しましたが、粘土が芯まで浸透しているかが問題で . . . 本文を読む
繊維土器は下地製作に苦労があるように思います。
繊維で下地を作る作業です。繊維といっても「紐」「糸」「イネ科」「木の表皮」「ササを」「動物の毛(人)」・・などを使用して下地を作るのです。
今回は「繊維土器」が制作できるのかを確かめる試みです。
手順は次の通りです
①鉢に10mmの麻ひもを巻きました。9段巻いていますので9センチの高さになります。
②巻いた紐が崩れないように糸や . . . 本文を読む
01縄文楽・絵画表現④
縄文の思想(自然と共存)は いつから始まるのか 疑問に持った 。
オーストラリアのアボリジ の 岩絵が 頭に浮かんだ。
アボリジ だけでなくて 自然の大地で 生活している人は自然のあらゆるものと共存して生きていかなくてはならない。
アボリジニアートの岩絵があるがレントゲン画といわれる表現法がある。
なぜこのような方法て描くのか意味があると考えるがひ . . . 本文を読む
01縄文楽・絵画表現③
「フゴッペ洞窟」とは、北海道余市町栄町の通称「丸山」中腹にある続縄文時代の遺跡。日本に700以上ある洞窟遺跡のうち、近隣の「手宮洞窟」と2カ所のみで現存確認されている岩面刻画で知られる。
800を超す刻画があり、人が仮装したようなものから舟、魚、海獣、4本足の動物のようなものがあります。
角や翼で仮装した人像が多く、これはシャーマンを表したものと推察され、 . . . 本文を読む