三内丸山遺跡の「六本柱」が気になった。土器の紋様は「生活環境を模した」と仮説を立てている。この大きな六本柱が土器の生活環境になければ、三内丸山遺跡の景色の正当性が薄れる。(三内丸山遺跡の画像です)たくさんの土器が並んでいた。土器を見ると、朝顔状の土器にほとんど、2個×2、1個×2 と穴や突起が合計で6個の数が四隅にあった。自分でもひと安心した。だが、木柱かは、はっきりしない . . . 本文を読む
三内丸山遺跡は、縄文時代前期中頃から中期末の大規模集落です。どのような景色が浮かぶか土器を2点で探ってみます。不規則な線が張られていますが、道だと判断しました。地図です。幅のある道や細い道があるようです。ムラから海までを描いたのでしょうか。口縁部の突起状は「住居」と仮定しています。よく確認できませんが、刺突が一つや二つなら大きな住居などと想像できます。ちがう「印」かもしれません。桟橋は道が飛び出て . . . 本文を読む
変わった土器が、是川遺跡のサイトから見つけた。これは、何か意味の深いものがあると感じた。口縁部の紋様が、今まで見たことがなかった。是川遺跡のあたりでは、大津波がきたりするだろうが、これは通常の生活環境でないだろう。三陸の画像を見ていて「独特な地形」を想起する。鋸の刃のような海岸線で、リアス式海岸といっていた。「土器の文様は生活環境」が適応する。作った縄文の人は、すばらしい造形を作り出したものだ。海 . . . 本文を読む
根室市 オホーツク土器『オホーツク土器の中でも貼付文(はりつけもん)土器とよばれるものです。8~9世紀頃のものと考えられています。土器の装飾に細い粘土紐を貼り付けています。(トーサムポロ湖周辺竪穴群出土)』と解説があります。仮説として思いついたことを述べます。♢土器の首のところを、海と陸の境にしました。♢陸に二列、海に一列ですが、横波状の貼付け文様があります。♢浜に並んでいるのは「コンブ」と仮定 . . . 本文を読む
「土器の模様は生活環境」を仮説としていました。今回で4つ目の遺跡になります。今までのおさらいです。①北黄金貝塚は「海」を環境としていました。②名寄遺跡は山岳地帯で「森林地帯」を環境としています 。③オホーツク文化圏で海辺でも岩礁や崖にいる「海獣」のいる環境で生活していました。④江別式土器圏で、大きな川の蛇行でできる「三日月湖」がある環境が想定できます。「土器の紋様は、生活環境」を明確にしているとい . . . 本文を読む
オホーツク文化常呂川河口遺跡「15号竪穴住居から出土した大型の土器。口縁部と肩部に2段、海獣をデザインしたと見られる貼付文があり、その間を2本の粘土紐の貼付文が走っている。オホーツク土器には水鳥形の貼付文がしばしば見られるが、本例はその中では少し珍しい文様をもつものである。」土器面に海獣が貼り付けてある。初めて見る。口縁部もガッチリつくられているようだ。何となくガチガチなので、流氷や岩礁、崖を想像 . . . 本文を読む
北海道の押型文土器(名寄遺跡)縄文時代の前期末~中期前半の北海道北東部では、彫刻を施した丸棒を土器表面に押し付け回転させることで、「押型文」と呼ばれる特徴的な文様がつけられた「押型文土器」を見ることができる。押型文土器(士別市多寄遺跡出土)解説がある。「丸棒」とあるが、環境が海でなく森林山岳地帯なのでこの様な施紋具が使われるのは当たり前のことといえる。縄文は「海」なので関係ないと、今だ . . . 本文を読む