ワッカオイ(若生)貝塚の調査がなされていました。 以前の調査で「住居あと」ということで終えていましたが、記録をとるために測定し記帳をしていました。 . . . 本文を読む
昨年の発掘調査の継続でしょうか。
1952年に峯山巌さんが伊達高校生と共に調査を行っています。
その場所を再発掘して、詳しい資料を得ようというものです。
昨年の土のうが、行く手に山をつくっていました。なんと、愛知の学生や北海道の学生が実習として来ていたので、助かったようです。
それにしても深い穴になっています。3メートルはありそうです。
上下を分けるような貝層が目 . . . 本文を読む
8月23日午後1時より、現地説明会がありました。国道の入り口から会場まで看板が標示してあります。
多くの考古学ファンが来ていました。
何よりも、峯山先生の指導の下に、学生の時に発掘を手伝った人も2名来てくれました。
萱場さんと竹田さんです。
萱場さんは、懐かしそうに話してくれました。
「馬が家にいたので、馬車で遺物を運んだ。」と、
竹田さんは、
青野さんに、地層を見ながら、色 . . . 本文を読む
一度発掘した所の遺物なので、土器や遺物を見ても.正確な時期は分からないが、興味ある生活の道具である。
土器がもっと多いかと思ったが、以前の調査で採集されたのかもしれない。
石器の数が多いように思えた。
特に気に入ったのは「ナイフ形石器」である。
青野さんが、手にして渡してくれた。
すごく実用的なナイフだと思った。先が少し欠けている。
片面の両面に刃が付いていて、今にも切れそうな鋭さ . . . 本文を読む
峯山さんの調査した所を再発掘するのです。60年以上も前のことで、大まかな図面はありますが、発掘した場所の特定は難しかったようです。
試掘を重ね、ばっちりと同じ場所を探し当てました。
貝塚の壁面で以前に調査した面と、調査していない、そのままの面がありますが判るでしょうか。
深さを3メートルまで掘り進みます。まだ、1メートル40センチくらいでしょうか。
この倍を掘り進めます。底に進むと遺物を地 . . . 本文を読む
地元の新聞「北海道新聞」「室蘭民報」に「若生貝塚」の発掘調査が始まったことが載っていた。
「ワッカオイ」といいますが「水の湧き出る所」というアイヌ語の呼び名です。 今でもきれいな水が湧き出ています。
少し丘に上った所の畑には白い貝殻が所狭しと散らばっています。ここは貝塚の丘です。貝塚に畑を作っています。
この貝塚は、貝塚の厚 . . . 本文を読む