縄文余話・世界観
縄文人と現代人と世界観がそんなにちがうものだろうか
縄文人を特別扱いしている感じがする。
「縄文楽」は縄文人と現代人と そんなにちがいないという意識で 特別扱いは していない。
意識は縄文人と現代人と変わりない同じ人間であると考えている。
現代人と 縄文人のちがいが多少あることは認めるが。
縄文人と 現代人の世界 . . . 本文を読む
1、土器の「縞模様」の意味
「千歳市キウス5遺跡」と「函館市中野A遺跡」の「鉢型」の土器を使います。
2、器形
「キウス」は浅い土器ですが「中野A」は少し深くなっています。
腹面には横に線が張り付いたように付けられています。
縄文模様は無くて粘土の貼り付け線のようです。海の環境でなくて陸地の環境と想定できます。
・「キウス」 平原で草木が生い茂っている地形といえます。川もゆるやかに流れ . . . 本文を読む
縄文土器・趣旨12/13 (縄文楽 浄山)
①始めに「煮炊きはできない」
縄文土器は 煮炊きをする道具ではない
ここに大きな誤りを生じた
縄文土器は「おらの世界」を 立体形に土器で製作している
「おらの世界」をデホルムしデザインして「器状」に作ったものである
②使用目的祭祀に使用する器具です。
③器形と模様
「見たことを表現」して . . . 本文を読む
縄文余話・人間の行動
進化論から言えばアメーバから人間に進化したと言われている
人間の行動を同じように進化と思われる順で考えてみた
三種類の人間の生活行動を設定して進化と思う順で考えてみました。
三種類の人の行動とは
・本能的行動 本能から発する行動
・生活的行動 生きるための行動
・遊び的行動 . . . 本文を読む
1、長万部町冨野3遺跡の土器です。
縄文土器群に移行する過程の土器といわれます。(赤御堂式)
※土器の型式が出てきますが、意味が把握できないのが事実です。型式に関係なく解読をしています。
2、土器からわかる事
①「器形」は、尖底土器です。浅い海とか河口を示しているとしています。
※長万部川の河口に遺跡はあります。
②「湿原」が低地帯に広がっています。
. . . 本文を読む
1、土器の「口縁」を比べる
写真14・15・16と植木鉢型の土器が並んでいます。
特にちがいが目立つのは、土器の口縁の部分です。
2、土器3個比べる
・写真14 豊浦町高岡1遺跡
「遠くの山々を囲み、草原が広がって海岸まで続いているような環境です。」
・写真15 函館市中野B遺跡
「周りは緩やかな丘の様に広がっている草原だと思います。」
&n . . . 本文を読む
縄文余話・現代人思考
現実に縄文土器はたくさん存在する。
その中でも火焔型土器 の器面からは派手に踊った感じの変化が見られる 。
器形や模様の着想は 思いもつかないので現代人は神話的思考といってしまう。
縄文人思考でなく反対の現代人思考でないのか。
現代人思考が縄文土器を煮炊きの鍋と決めて解釈してしまったと思う。
縄文時代の人の立場になって考えられなかったといえる。
次の土器はどうだ . . . 本文を読む