縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

土器紋様10「網で捕る」

2019年04月01日 | 土器
岩手県の駒坂遺跡の縄文後期の土器です。口縁部のうねりは前回の経験で「リアス式海岸の風景」と思います。湾内で網を張っていると思う姿が映りました。疑いましたが、縄文時代に「網」は使っています。後半に土器の一部を拡大して考えてみます。すこし誇張した考えですが、経験を重ねている段階です。かなり高い絶壁が続いています。海岸線が二本あるのは、波の激しさと思います。湾岸が丸く囲っています。岸からつながっているよ . . . 本文を読む
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土器紋様09「願を送る」

2019年04月01日 | 土器
三内丸山の環境を何とか遺跡の土器から少し読み込むことが出来た。六本柱の姿は見えないが、4本は「太陽の運行」を知ることと仮定しています。サイドの二本が気になりました。何か重要な意味があるはずだと思っていた。土器を注意して見ると先端に「小さい溝」があることに気が付きました。小さなV字である。これは北黄金貝塚にある「祭祀用の器具」と相似ています。「クジラの骨でできた刀」と呼んでいるアイヌのイクパスイと同 . . . 本文を読む
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