火焔型土器の検証です。複雑に作られた土器です。信濃川流域の人たちの土器と言われています。
きっと、雨は大量に降り、川は暴れ川で氾濫し濁流に人々は苦しめられていたのかも知れません。
はたらき
「耳」「口」「目」「伝える」の部位がまとまって4ヶ所に作られています。
「耳」 ・聞いてもらう耳 ・返ってくる声を聴く耳(やまびこの原理か?)
「口」 話した願いを伝 . . . 本文を読む
前回と同じ土器です。火炎型土器といいます。
今回は「ギザギザ」は何かを探ります。
口縁に「ギザギザ」があります。これが、この土器の重要な部位です。
この土器は「信濃川流域の土器です」 ということは、
「河川に関係する土器です」「雨水が大いに関係する土器です」と推測していきます。
このようなことから見て行くと
あらゆる個所に「ギザギ . . . 本文を読む
深鉢形土器(火焔型土器) 伝新潟県長岡市馬高出土。把手部分に典型的な鶏頭冠形が見える。(東京国立博物館蔵)
何回か解き明かしに取り組んでいるが中途半端の感がする。
「へら状」を取り上げる
この部分は「伝える部分」として大切な所といえる。「北黄金貝塚」では「クジラの骨の刀」と銘打って飾ってある。
願いをかなえてもらうようにする時に使ったと想像する。同 . . . 本文を読む
火焔型土器なの
「火焔型浅鉢土器」と命名されています。
今までの土器と比べると
♢願い事を送るための「ヘラ」がない。
♢口 耳 目 などもない。
♢鋸歯状突起が、チラッと見える。
♢口縁部に鋸歯状突起は見当たらない。
渦巻き状やジャバラを伸ばせば、どのような形態になるだろう。
「空の雲」を模したのでしょう。
いろいろな種類の雲を表現しています。
雲のオンパレードといえます。
異様 . . . 本文を読む
火焔型土器の仕組み3
○上空
「雨雲」は、高い所にあり、波状紋様が付いている。
「雨」は、水平に波状紋様が見られる(口縁部)
「雨」(洪水や雨乞い)は 上空や地上の様子で判断する。
○地上
「川の流れ」横のS字や渦巻き 動きで様子を判断する。
「水たまり」(湖 沼を含む)
「外の張り出し」の部分は、地表として、生活をしている地面で、水の流れもゆるやかで水が溜まっている所など考える . . . 本文を読む