縄文土器の誕生10
「縄文楽」と言う名のもとに土器の解読をしてきました。
好きなように解読してきました。
縄文土器の器形や模様に意味があると常に考えていました。
土器を拡大して見てきました。
北黄金貝塚の土器は細長い。どうして細長くなってるのか意味があるはずです。
それと6000年前の尖底土器は同じ形をし同じような模様をしている。
専門家に土器の模様の意味を聞いた . . . 本文を読む
繊維土器の製作
粘土だけの素材で土器を作ることはできなかったと思えます。どの土器もつなぎの役割を果たすと思う繊維の挟んだ土器を製作している。これが模様とも思われる。
①麻紐を鉢に巻いて繊維土器を作る。
②粘土水につける。塗る。市販の粘土を使用しているが当時は身近な赤土などのドベを使用していたと考える。
③乾燥し焼く。
出来上がった土器もスカスカかと思ったが外見は普通の土器と変 . . . 本文を読む
縄文土器の製作方法
1,縄文土器を詳細に観察することから初めて行った。北黄金貝塚には「上坂式土器」と名前を付けた立派な出土品があります。
この土器を複製するために何回か同じ大きさ、形体・模様を真似して作っていた。ところが上坂式土器を観察して驚いた。それは口縁の部分に細い糸でぐるぐると縁をかがるように巻いた姿があった。
また、赤貝の背で模様を付けて「らしく」つくってみたが、何かがちがった。
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世界最古となる約2万年前の土器片 (2012年)
世界最古となる約2万年前の土器片を、中国・江西省の洞窟遺跡で発見したと、北京大や米国などの研究チームが29日付の米科学誌サイエンスに発表した。これまで日本を含む東アジア各地で見つかっていた、最古級の土器より2千~3千年古いという。
発見された約2万年前の土器片(サイエンス提供)=共同
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縄文土器の思考
専門家は土器について「デザイン」「模様」を強調する。そのデザインの意味などは考察していない。お手上げだ。
縄文ヒトと現代人はそんなに思考、能力が違うわけではない同じ人間である。
専門家は理解できないような模様や土器の形はこれは摩訶不思議な考えということで片付けている、その意味を知ろうとしない。
土器の形は地形で深鉢、円筒形、丸底、尖り底など色々あるがこれにも意味がある。 . . . 本文を読む
土器の誕生06
縄文時代は縄文土器が主役です。
主役の縄文土器は遺跡があれば海岸だろうが山岳地帯でもどんな地形の地域からでも出土している。
ところで、土器作りは粘土が非常に大切だと聞いている。粘土を選ぶことから土器作りは始まる。
しかし、この考えは縄文土器は「煮炊きをする道具」という考えが前提にある。
縄文土器を作る目的は自分たちの住んでいる風景を感謝とお願いをするために作っている。とい . . . 本文を読む
土器の誕生05
「理想郷」を作る
今でいう各村々にある鎮守の森の「守り神」かな土器が出現する以前にもこの意識は縄文ヒトに根強くあったことでしょう。
お願いをするときには象徴する具体物があると 、ひとつにまとまりやすいし身近にあると心強い思いがする。
以後、理想郷として作った「土器」を「守神」と呼んでも良いだろう。
縄文土器の全てを「守神」として作られたと言ってもいいだろう。
今言え . . . 本文を読む
土器の誕生04
石に模様「お守り」のような感じの石片に見えます。この石に刄の鋭い器具で彫って模様をつけたというのが一般的な考えでしょう。
この石は緑泥岩質の石に彫って描いたと言われています。
この模様も拡大して見てみました。
すると新しい疑問が湧いてくるのです。
「女神石」と言われる遺物も模様を拡大すると繊維らしきものがうっすらとですが見えてきました。思い過ごしでしょうか?
この遺 . . . 本文を読む
縄文土器の誕生03
青森県大平山元遺跡(最古の土器)
はじめに
土器片に付着していた炭化物の放射性炭素年代測定を行ったところ、紀元前13,000年頃のものである可能性が指摘されていました。
土器から
・ほとんどの土器を拡大して観察します。
・「格子状」の透かしが見えます。
超拡大して見ました。土器に「格子状」の筋が分かるかと思います。
これが一万年以上も前の土器ですかね。 . . . 本文を読む
縄文土器の誕生02
縄文土器には繊維質と思われる下地が含まれています。どの土器でも拡大すると見つけられると思います。
専門家も繊維の混入は認めていても織物や編み物とまでは考えていないでしょう。
下地は繊維を使用した織物や編物といえるのです。
ここに静内中野式の尖底土器があります。
静内中野式土器
これをよく見ると繊維質が中に挟まれているように、その上に隠すように土が塗られていると考 . . . 本文を読む