1、知内町湯の里6遺跡
以前にも同じ遺跡の土器を扱っています。やはり温泉が湧いている土器でした。今回の土器は、ずいぶん多くの温泉が描かれているようです。本当か疑いましたが、調べて見ると温泉の沸き出ている地域なのです。何軒も温泉を開業していました。「湯の里」というにぴったしです。
・海岸線としたのは、土器の底部にも温泉があるようなのです。つまり、海岸近くにも温泉があるようなのです。これは海が . . . 本文を読む
1、木古内町札苅遺跡
「札苅遺跡は、北海道の縄文時代晩期の集落を代表する遺跡です。 木古内町字札苅の大澗川と無名の川にはさまれた標高7メートル〜11メートルの低い海岸段丘上に広がっており、明治21年発行の『東京人類学雑誌』には札苅遺跡から出土した遺物についてふれ、古くから知られています。」と解説がなされています。
2、土器から
・口縁部のギザギザが何であるかが重要だと思います。 . . . 本文を読む
1、上ノ国町竹内屋敷土器
この遺跡の所在地が探せませんでした。上ノ国町は探せますが、情報が広すぎてしまいます。
2、土器から
・山 樹林 湿地は良しとしても、海が納得できません。縄文の模様が曲がったりして「草木 草原 原野・・」といった陸上の風景とも思えます。
3、思うこと
・土器器形からは、湖沼が、当てはまりますがよく吟味していません。後日の課題です。
・「海」でなく「原野」に変 . . . 本文を読む
1、松前町高野遺跡の土器です
縄文晩期の土器です。解明できない土器が出て来るのです。
「高野v群は松前町高野遺跡の資料を標準とし、浅鉢・台付け鉢・広口壺・壺・注口土器などがある。亀ヶ岡式系の入組三叉文・波状沈線文・爪型文等が施されたもの、在地形の爪形文・刻目文等が主要文様及び区画帯として用いられたものがあり、大洞B式の新しい段階と考えられている(写真85)。その後、口縁部に爪型文・刻目文が多用 . . . 本文を読む
縄文余話 銀河・列石・輝き
環状列石が銀河をモデルにしていたなら どの遺跡からでも同じ方角や模様も同じに造られていることになるだろう。
その後は各地域の人々がどのように銀河をながめてデホルムしてデザインしているかのちがいである。
おもしろい!
何を言われても見る気になれば誰でも 実物の銀河が夜空に輝いている。
立石のある時計型サークルは銀河の光の強い耀き部分を表現していると思います。
. . . 本文を読む
縄文余話(三内・銀河)
三内丸山遺跡遺跡全体が「送り場」の雰囲気です。
星空の「銀河」をながめて送りをしたと思います。
だれもが同じ夜空の原画を見ています。
「 銀河」を地上に 作るのです。
そして、生きる場である
というようなことにならないか
・再生を願う場・あの世に送る場・生きる場・生産する場 など
昼間の三内丸山遺跡を考えて . . . 本文を読む
1、静内町御殿山遺跡
この様な土器を縄文ヒトは作ったが、現代人はどのように解釈したのかが楽しく思った。土器を逆さまに見てしまうことがよくある。どれが正しい置き方なのかまちがうことがある。
2、土器の解釈
・土器を見て「水を噴き出す」「温泉」と思ったが、胴部が太っている(ツボ型)のが気になる。北海道で今まで扱った土器では、ほとんど見なかったと言っても良い。・ツボ型の土器は、母胎を感じ「命の再生 . . . 本文を読む
縄文余話(大湯環状列石・銀河)
大湯川左岸の台地に営まれた縄文時代後期の大規模な祭祀遺跡です。
万座、野中堂の2つの環状列石が代表的な物で、ほかに環状、方形などの配石があります。万座環状列石の直径は52m、野中堂環状列石は42mで、これらを囲むように掘立柱建物跡があります。
環状列石は、十数個の組石遺構が群をなし二重の環状に配置されており、それを囲んで規則的に配置された掘立柱建物は、 . . . 本文を読む