38縄文土器・埼玉
1、はじめに
「土器の器形は地形」で
「土器の模様は環境」と考えている。
この土器はどの様な地形になるのだろう。
埼玉県の 縄文土器を調べているのです。
2、土器の解読
変わった器形の 土器が見つかったのです。
口縁 から 水が流出しているといった発想の土器です。
この 口縁の注ぎ口のような光景がある部位は一体何を表しているのだろうか。
最初は、 滝、川 などと調べてみたが 思うような 回答は得られなかった。
「湧き水」でないかと思って ふじみ野、湧き水と調べると 興味のある光景が 見つかった。
川底からブクブク と湧き水が噴出している光景であった。
あたかも この土器のように ブクブク と水面に 水が涌き出ているという表現の場所でした。
福岡江川の下流にある湧水群で、川底数十ヵ所から湧き出る水を見る事ができ「埼玉県の代表的な湧水」として掲載されているようです。
3、終わりに
おらの里を土器に表現する力量には感心します。細かい模様は課題として残ります。
縄文土器を解読して縄文の心を身近に感じるようにする。
浄山