縄文の風

「北黄金貝塚公園」を中心に
噴火湾沿岸の遺跡情報を発信します。

「縄文土器」の解読がおもしろい。

繊維土器の製作

2024年01月31日 | 土器つくり
繊維土器の製作 縄文遺跡からは、海辺の遺跡でも山岳地方にある遺跡でもどのような地形の遺跡からでも縄文土器が出土すると思われる。 三内丸山遺跡からは膨大な数の縄文土器が出土している。 実際は粘土で土器を製作するのを常識としている。 問題は粘土の採掘量である。 粘土を掘った跡が見つかってはいるが縄文土器を作っただけの粘土の量の跡が見つかっていると思えるだろうか。 土器の量からみて粘 . . . 本文を読む
コメント

「土器製作01」(これは縄文?)

2024年01月30日 | 土器つくり
今まで、土器を調べて来て「繊維土器」ということばを何回も使っています。 土器のほとんどが拡大して画像を見ると「繊維土器」といえる姿をしていることに気づくことがあります。 もし、粘土ヒモを作って輪積みの方法や手びねりだけでは、下の参考にするような土器は作れないでしょう。 これは、青森県「三内丸山遺跡」と富山県「朝日貝塚」の土器です。 特徴的な土器で、これを見た時は驚きました。「これが土器 . . . 本文を読む
コメント

北海道64(海彦・山彦)

2024年01月30日 | 北海道土器
「山彦 海彦」が同じ遺跡にいたことになります。 . . . 本文を読む
コメント

北海道63(海と山)

2024年01月29日 | 北海道土器
1、常呂町朝日トコロ貝塚(63)と芽室町北明1遺跡(61)の土器です。 「トコロ貝塚」は「海」を生活の場にしているし、「北明1遺跡」は、十勝平野を生活の場にしています。 生活の場のちがいで「土器器型」「土器紋様」がちがうのです。 2、土器の解釈   ・「器型」は、「海」は「円筒形」で「大地」は「ふくれ型」が多いかと思います。 ・底面が「海」は、垂直に切れていますが「大地」はつぶれた感じで . . . 本文を読む
コメント

北海道62(長い川)

2024年01月27日 | 北海道土器
音威子府村 咲来2遺跡 土器の器形は地形と同じである。 地形を調べると 音威子府村は 近くを 手塩川が流れている。  天塩川と関係がある地域かと思う 。 天塩川は長い川で この土器と同じ ように長くなっている。 口縁に尖った箇所があるが近くの山だと考える。 土器の腹面の模様が縄文の模様と見られる。縄文は波を表すので大きな川だと考える。 土器の底面が潰れたように見えるのは . . . 本文を読む
コメント

北海道61(草原)

2024年01月26日 | 北海道土器
十勝川の流れる広大な平野にある遺跡と思います。 口縁部が少し外に開いているのは高い山が遠くに見えるように感じます。 . . . 本文を読む
コメント

北海道60(湿地帯)

2024年01月25日 | 北海道土器
土器の説明は「北筒式(ノダップⅡ式相当)」とされています。 . . . 本文を読む
コメント

北海道58(大雪山系)

2024年01月24日 | 北海道土器
江別市萩ケ丘遺跡の土器です。 . . . 本文を読む
コメント

北海道56(川か道か?)

2024年01月23日 | 北海道土器
石狩川の川岸に遺跡がある 遠くに大雪山系の峰々がそびえていると思います。 . . . 本文を読む
コメント

北海道55(海岸)

2024年01月22日 | 北海道土器
1、余市町フゴッペ貝塚土器 「フゴッペ洞窟」は良く知られていますが、この土器の製作者は、洞窟人とは異なるようです。 環境は海の近くで砂丘が続くところだと思います。 2、土器の解明 ・器形は、両辺が直線上で鉢型であり海の深さを表していると考えます。 ・「砂丘」 高い丘になっています。丘陵のようです。 ・「砂浜」 普段は「河川」とする所ですが、よく模様を見ていると「流れる」線でなく「縦 . . . 本文を読む
コメント