場所:北海道勇払郡むかわ町宮戸127
保存されていた車両:D51-25、D51-26
(2002年8月10日 許可を得て撮影)
サハリン向けに製造されたD51で、廃車後日本へ帰還したD51です。国鉄の「D51 25」「D51 26」とは別の車両です。
これはD51-25です。
D51-26です。
海が近い場所のためかご覧のようにボロボロで、26号機はプレートも失われていることと、傾いているように見えます。
国道からよく見えるところに置かれていましたが、いつしか解体されました。
場所:名寄市東2条南12丁目 名寄公園(北国博物館)
保存車両:59601、D51-398、キ604、キ911、ヨ4456
(2010年7月7日訪問)
豪雪地帯の排雪列車である「キマロキ」。ここでは現役当時の編成(キ+マ+ロ+キ+ヨ)で保存されています。
これは先頭の「キ=機関車」、59601です。マックレー車を牽引します。
「マ=マックレー車」、キ911です。線路脇に積まれた雪を中央にかき集めます。
「ロ=ロータリー車」、キ604です。マックレー車が集めた雪を遠方へ飛ばします。
2番目の「キ」、D51-398です。ロータリー車を推進します。
近くには、廃止された深名線の駅名票が展示されています。
キマロキのさらに後ろに、保線係員が乗車するための車掌車や客車が連結される場合がありました。ヨ4456です。
2011年に再訪したところ、JR北海道の準鉄道記念物に指定された旨のヘッドマークが取り付けられていました。ここの車両たちは旧国鉄OBの保存会が定期的に塗装や補修を行っており、非常にきれいな状態です。
毎年10月中旬にシートをかけて保護され、翌年4月下旬頃にシートが外されます。
2024年8月19日 現存を確認