保存鉄道車両巡りの旅2

鉄道車両の静態保存車を紹介するブログです。

旭川市台場東 ワム80000×2(番号不明)

2022-08-28 22:47:45 | 旭川市内の廃貨車

場所:旭川市台場東3丁目

保存車両:ワム80000×2両(いずれも番号不明)

(2022年8月26日訪問)

 

資材置き場に2両のワム80000があります(画像手前の車と民家は資材置き場とは無関係のようです)。

 

周囲は柵に囲われているため全体の撮影は出来ません。これは道路から手前側のワムハチです。

 

こちらは1枚目画像では奥側にあった車両です。ここにある2両とも中期型のワム80000形です。両車とも赤茶色に塗装されています。

 

ワムハチのウンチクを1つ。中期型以前の車両では、側面ドアレールが側面の途中で終わっています。これが後期型(280000番台)では、ドアストッパーは同じ位置ながらドアレール自体が側面全体に取り付けられています。

中期型と後期型は妻面の雨樋縦管で判別可能ですが「屋根と側面は見えるけど妻面が見えない!」というような時に役立つかもしれません。

※ただし中期型でも側面ドアレールが車端まで伸びている個体があり、ワム188307~188806の500両が該当します。この場合は側面だけでは判別出来ません(ワム188802~188806は側柱省略車ですが外観は一般車と変わりありません)。

 

この資材置き場のある住宅地は全体がひな壇状になっており、下の道路から1枚目画像で奥側にあった車両を見ることが出来ます。

この車両たちですが2012年頃のグーグルストリートビューでは存在していません。どうもここが資材置き場になった際にどこからか引っ越してきたようです。ダルマ貨車は意外にも移動することが多いのです。


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