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場所:デンマーク王国 オーデンセ Dannebrogsgade24 デンマーク鉄道博物館
保存車両:多数
(2015年9月2日訪問)
デンマーク中央部のフュン島オーデンセにある鉄道博物館です。デンマークで最大の鉄道保存施設で、多数の車両が保存されています。
オーデンセ駅のすぐ裏にあり、かつての機関区を改装したものと思われます。画像が多いため3記事に分けてご紹介します。
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No,45です。動輪2軸のテンダー式蒸気機関車です。1869年から1928年まで使用されました。古い車両ですが最高速度は90km/hだそうです。
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12と書かれた車両。かなり古典的な蒸気機関車ですが、連結器や前照灯もあるため立派な鉄道車両のようです。入換に使用したのでしょうか?
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714号です。日本だと明治時代のマッチ箱客車の様な車両で、側面から各個室に乗車するタイプの客車です。
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1号客車です。先程の714号と比べるとかなり豪華な車両です。「1」という番号から貴賓車だったのかもしれません。
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No,125です。1882年に製造され、同時期に開業した簡易線で活躍しました。簡易線用のため自重は23.3tと軽い機関車です。1948年まで使用されました。
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No,8です。除雪用の貨車で、機関車に後押しされて使用されたと思われます。単に雪を左右によけるだけではなく、すくい上げるような形態が好まれたのでしょうか。
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No,40です。1868年に製造され、1947年まで使用されました。動輪2軸のテンダー式機関車ですが、先輪が無く0-4-2の軸配置が珍しいです。
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2804号です。デンマークに鉄道が開業した際の第一号の貨車として1862年に製造されました。貨物だけでなく乗客を乗せる事もあったようです。
車両の手前には荷車と荷扱いをする係員の人形が置かれています。ここの博物館は随所に人形や小物が配置され、車両の現役当時を彷彿とさせる展示が行われています。
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No,78です。1875年に製造され1934年まで使用されました。デンマークは雪が多いためか、どの機関車も前面に大きな排障器が取り付けられています。デンマークの国旗を模したと思われる赤白のバンドが煙突に巻かれています。
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No,318です。1898年に製造され1958年まで使用されました。この機関車は、タンク式の蒸気機関車です。
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57号です。1953年に製造され、入換などに使用された小型の機関車かと思われます。
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No,10 498です。1900年に製造され1935年まで使用されました。何と2階建て客車で、全長9.7mの2軸客車ながら全高は4.2mもあります。
1階は側面から出入りする形で2階は外階段を利用することから、車内で1階と2階を行き来する事は出来ませんでした。こんな巨大な車両を作れるのも標準軌だからこそでしょうか。
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オリエント急行の客車も保存されています。3929号です。
側面にはデンマークのコペンハーゲンとフランスのパリを結ぶサボが取り付けられています。余談ですがオリエント急行が走っていた当時は海を跨ぐ鉄道橋が無いため、客車は連絡船で航送されていたと思われます。
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4247号です。こちらは食堂車です。
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4247号の室内。客席には人形が配置され、テーブルの上の料理まで再現されています。厨房部分では料理中のコックや鍋類まで再現する拘りようです。
このように展示されると引退した車両も生き生きとして見えますね。
(その2)へ続く
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