オキナワチョウトンボ Rhyothemis variegata imperatrix Selys, 1887 は、トンボ科(Family Libellulidae)チョウトンボ属(Genus Rhyothemis)のトンボで、奄美大島以南の南西諸島の島々に分布し、平地・丘陵地の植生のある池や沼、ダム湖などに生息している。翅が鼈甲模様に似ていることから、以前はベッコウチョウトンボとも呼ばれていた。
本種は、2012年9月9日に宮古島にて前翅の先端が無色透明なメス(写真一番下)を撮影している。翅の模様も異なっているが、地域変異と個体変異によるものである。ある用水路にて様々なトンボを追いかけていると、ほんの数頭ではあったが、本種がひらひらと舞うように飛んでおり、時折枝先や葉上に止まったりしていた。宮古島ではあまり撮れていなかったので、今回は少々時間をかけて追いかけた。
次の記事では、沖縄遠征における「トンボ」のまとめを掲載したいと思う。
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オキナワチョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1250 +2/3EV(撮影地:沖縄県 2022.6.23 9:09)

オキナワチョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1250 +2/3EV(撮影地:沖縄県 2022.6.23 9:14)

オキナワチョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 1600 +2/3EV(撮影地:沖縄県 2022.6.23 9:14)

オキナワチョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 400 +1EV(撮影地:沖縄県 2022.6.23 9:26)

オキナワチョウトンボ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/320秒 ISO 800 +2/3EV(撮影地:沖縄県 2022.6.23 9:27)

オキナワチョウトンボ(メス)
Canon EOS 7D / EF100-300mm f/4.5-5.6 USM / 絞り優先AE F10 1/500秒 ISO 640(撮影地:沖縄県宮古島市 2012.09.09)
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