幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

飛行物体

2016-07-09 12:45:36 | Weblog

向こうから女が2人歩いてくる。一人は私と同じくらい背が高い。もう一人は私よりもずっと背が高い。
遠く地平線には、コンクリートの建物が建っていて、窓から強い光を発している。
上空を見上げると、一機の飛行物体が飛んでいてだんだんこちらに近づいて来る。私は他の人もそれを見ることができるように、飛行物体を指差している。
どんどん近づいてきて、私から2、3メートルの上空に浮かんでいる。