閑古鳥(かんこどり)は聞きますが
諫鼓(かんこ)はあまり聞きません
形としてはこういうものです
柱に龍が巻き付き
その上に太鼓がのっています
この太鼓の上にも鳥がいたのですが
壊れて今は横に置いてあります。
昔、人民の中で、
朝廷を諫めたいと思う者のために
その意を通じさせるために
太鼓を打たせたと、あります。
諫鼓苔むす、という言葉もあり
叩く人がいなかったので
この太鼓が苔むしたというのでしょう
それほど国が無事におさまった
ということです。
同じような意味で
諫鼓鳥が鳴く、ということも
叩く人がいなかったので
鳥が止まって鳴いている
ということで、
やはり、太鼓を打つ必要がない程
領地が治まったということです。
閑なことを閑古鳥が鳴くとも
いいますが、
本来は「諫鼓」ということが
元になったのでしょう。
衆議院も解散したようですが
人々はどのように
諫鼓を打ち鳴らすのでしょうか
それとも鳴らさななくていいほど
国が治まっているのでしょうか?
今こそ、
この諫鼓が必要な気がします。
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