『 今週の言葉 』 が中途半端で終わっていました。
今日のテレビでも盛んに 「 四苦八苦 」 という言葉が飛び交っていまし
た。
繰り返しますが、最初の 「 四苦 」
1.生苦 ( しょうく ) 今まさに、生きる苦しみ、生活の苦しみ、のよう
ですが、もう少し深い意味もありそう?
2.老苦 ( ろうく ) これも切実な問題です。老いていくという残酷さ
気持は娘なのに!
3.病苦 ( びょうく ) 人は誰でも必ず病む。老・病・死、避けられない
問題です。寝たきりにならないように、!
4.死苦 ( しく ) やはり、死の恐怖、一休さんでも
「 死にとうない! 」 本音です。
以上が四苦八苦の 『 四苦 』 です。これにもう四つ加えて、八苦とします
5.愛別離苦 ( あいべつりく )
いつの日か必ず愛する人との別れは訪れます。
6.怨憎会苦 ( おんぞうえく )
ところが、嫌な人とはなぜか、一緒にいなくてはなりません。
7.求不得苦 ( ぐふとっく )
欲しいと思うものが自分の思うように手にはいらない。
8.五蘊盛苦 ( ごうんじょうく )
五蘊が盛んであるという苦しみ。
この 『 四苦八苦 』 で一番わからないのが、8番目の 「 五蘊盛苦 」
です。そして、わかったようでも、わからないのが、1番目の 「 生苦 」 で
す。
そこでお釈迦さまは、また別の見方で四苦八苦を分類分けされて、考察されま
す。今度は三種類に分けて、苦の正体を見ていかれます。
1. 苦苦 ( くく ) 自分にとって都合の悪いものがやってきた。
病苦・死苦・怨憎会苦 がこれに当たります。
2. 壊苦 ( えく ) 自分にとって都合の良いものが自分から離れていく。
老苦 ( 若さが去っていく ) ・愛別離苦・求不得苦 がまさ
にそうです。
3. 行苦 ( ぎょうく ) 「 諸行無常 」 というときの 「 行 」
と同じです。一瞬たりとも同じではない、すべてのものは、
必ず移り変わっていく。
生苦と五蘊盛苦の二つがこれに当たります。
※ 『 花金 』 という言葉があるそうです。花の金曜日。なぜか?
明日明後日が休みという気持。日曜の朝ぐらいから重たいものが表れてきま
す。明日から仕事!。事実は金曜日は仕事、土曜日曜は休み。
しかし、人間の意識は 「 明日は休み! 」 ということで、心が喜ぶので
す。
変な説明かもしれませんが、日曜日の午後から感じ出す重たい気分、本当は土曜
日のままで止まっていて欲しいのですが、現実は一歩一歩時を刻んで生きます。
これが『 行苦 』 ということの兆しかもしれません。
現に、お釈迦さまが出家された時は、自分は王子様で妻も子もあり、周りの環境
はすべて満たされ、自分自身も人が羨むほどの美男子で文武両道に長けていたので
す。が、なぜそのことに満足されず、妻を捨て子を捨て、自分の国までも捨てて、
出家されたのか?
すべてのもは移り変わっていく、『 諸行無常 』 ということの深い洞察からな
のでしょう。
そこに感じられたことが 『 行苦 』 ということではないかと思います。
この 『 行苦 』 ということが、人間では普段わからない、問題です。
ある意味、自分が一番問われるし、実存的問題なのかもしれません。
今日のテレビでも盛んに 「 四苦八苦 」 という言葉が飛び交っていまし
た。
繰り返しますが、最初の 「 四苦 」
1.生苦 ( しょうく ) 今まさに、生きる苦しみ、生活の苦しみ、のよう
ですが、もう少し深い意味もありそう?
2.老苦 ( ろうく ) これも切実な問題です。老いていくという残酷さ
気持は娘なのに!
3.病苦 ( びょうく ) 人は誰でも必ず病む。老・病・死、避けられない
問題です。寝たきりにならないように、!
4.死苦 ( しく ) やはり、死の恐怖、一休さんでも
「 死にとうない! 」 本音です。
以上が四苦八苦の 『 四苦 』 です。これにもう四つ加えて、八苦とします
5.愛別離苦 ( あいべつりく )
いつの日か必ず愛する人との別れは訪れます。
6.怨憎会苦 ( おんぞうえく )
ところが、嫌な人とはなぜか、一緒にいなくてはなりません。
7.求不得苦 ( ぐふとっく )
欲しいと思うものが自分の思うように手にはいらない。
8.五蘊盛苦 ( ごうんじょうく )
五蘊が盛んであるという苦しみ。
この 『 四苦八苦 』 で一番わからないのが、8番目の 「 五蘊盛苦 」
です。そして、わかったようでも、わからないのが、1番目の 「 生苦 」 で
す。
そこでお釈迦さまは、また別の見方で四苦八苦を分類分けされて、考察されま
す。今度は三種類に分けて、苦の正体を見ていかれます。
1. 苦苦 ( くく ) 自分にとって都合の悪いものがやってきた。
病苦・死苦・怨憎会苦 がこれに当たります。
2. 壊苦 ( えく ) 自分にとって都合の良いものが自分から離れていく。
老苦 ( 若さが去っていく ) ・愛別離苦・求不得苦 がまさ
にそうです。
3. 行苦 ( ぎょうく ) 「 諸行無常 」 というときの 「 行 」
と同じです。一瞬たりとも同じではない、すべてのものは、
必ず移り変わっていく。
生苦と五蘊盛苦の二つがこれに当たります。
※ 『 花金 』 という言葉があるそうです。花の金曜日。なぜか?
明日明後日が休みという気持。日曜の朝ぐらいから重たいものが表れてきま
す。明日から仕事!。事実は金曜日は仕事、土曜日曜は休み。
しかし、人間の意識は 「 明日は休み! 」 ということで、心が喜ぶので
す。
変な説明かもしれませんが、日曜日の午後から感じ出す重たい気分、本当は土曜
日のままで止まっていて欲しいのですが、現実は一歩一歩時を刻んで生きます。
これが『 行苦 』 ということの兆しかもしれません。
現に、お釈迦さまが出家された時は、自分は王子様で妻も子もあり、周りの環境
はすべて満たされ、自分自身も人が羨むほどの美男子で文武両道に長けていたので
す。が、なぜそのことに満足されず、妻を捨て子を捨て、自分の国までも捨てて、
出家されたのか?
すべてのもは移り変わっていく、『 諸行無常 』 ということの深い洞察からな
のでしょう。
そこに感じられたことが 『 行苦 』 ということではないかと思います。
この 『 行苦 』 ということが、人間では普段わからない、問題です。
ある意味、自分が一番問われるし、実存的問題なのかもしれません。
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