「 心の棘が取れました ！ 」

　鹿児島巡礼より、全員無事に帰山いたしました。

今回は　鹿児島のお寺さんすべてのご住職に会うことが出来ました。

そして、心にしみるお話も頂きました。


　帰ってきて、お迎えの方が見えられるまで、

本堂で少しだけお待ちいただくことになりました。


　「　本当に、心の棘が少しだけ取れたような気がします。

　　　毎日、毎日はなんかとげとげして暮らしているのですよね。

　　　これで、少しは棘が取れたような、

　　　しばらくは、この気持ちで過ごせそうです。」



　聞法でも、繰り返し繰り返しが大切です。

一回ぐらい聞いたつもりでも、すぐに元の木阿弥です。

昔の歌に


　　『　御堂は照る照る　　御門は曇る　　家に帰れば雨あられ　』


とあります。


　お参りしたときには、なんかスッキリした気分になるのですが、

門を出る頃には　　？？？？　　なんだったけ　！

家に帰ってしまうと、何も変わらない、イライラした自分になっているのです。


　心は貯金箱のようなものです。

繰り返し繰り返し、続けることしかないようにおもいます。


　その、繰り返しですが、続けていこうという

方向性が大事だと思います。

　たどり着くつかないは問題ではないのです。

聞き続けるしかないという、お参りし続けるしかない、

という方向を持ったことが大事ではないでしょうか。


　また、３月末か４月上旬になると思いますが、

　次回は　「　熊本　」　です。　

　元気にお参りいたしましょう。